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学校、感染対策に苦慮 保護者「休校にして」 北九州

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学校施設の消毒作業をする教諭=北九州市
学校施設の消毒作業をする教諭=北九州市

 北九州市では2日までに、市立小中学校の計4校で児童や生徒の新型コロナウイルス感染が確認され、休校となった。他の市立学校も授業を午前のみとし、教員らは消毒などに追われている。保護者からは「全校休校にしてほしい」との声も漏れる。

 市教育委員会によると、クラスター(感染者集団)発生の疑いがある守恒小近隣の小学校3校では1日、計約1580人のうち約280人が登校しなかった。感染を懸念したためとみられる。

 小倉北区の小倉中央小では毎朝、児童の登校時に自宅での体温を記入した体調チェック表を確認。必要な場合は学校でも検温し、37度以上なら早退させる。教室では机を約1メートル離して密着しないよう気を配り、児童らが下校した後、教員らが約2時間かけて清掃と消毒に当たる。

 栗原博巳校長は「負担は大きい。感染していても無症状だったら防ぎようがない」と漏らす。臼井由紀子教諭は「児童が寄ってきても離れるように言うしかなく心苦しい」と嘆く。

 小学4年の娘を持つ八幡西区の女性(47)は「全て休校にするべきだ。高齢者と同居で、自分も介護職なので不安だ」と訴える。小学5年の子を育てるアルバイト女性(46)も「仕事は再開したいが、学校が当面午前中だけなので時短勤務も考えないと…」と話した。

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