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週末も人出少なく 市施設、再び休館に 北九州

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人通りがまばらな北九州市小倉北区の繁華街
人通りがまばらな北九州市小倉北区の繁華街

 新型コロナウイルスの感染が拡大している北九州市では30日、週末を迎えたが、街を行き交う人や、公共施設を訪れる人は少なかった。市は繁華街などに広報車を出し、外出自粛を呼び掛けた。北九州市は感染拡大を受け、31日から市の119施設の休館を決定。戸畑区の市立美術館は5月19日から開館していたが、10日間余りで再び休館することになった。

 夫と小学3年の娘と家族3人で訪れた40代の女性会社員は「うちは共働きで、授業短縮の娘は家で留守番の日が多い。美術館で見た絵を家でまねして書いて、気を紛らわせてくれたら…」と話した。

 小倉北区の市立中央図書館は、6月3日から入館が可能になると告知していたが延期になった。近くの公園で小学1年の長女を遊ばせていた主婦(36)は「子供は絵本が好きで、図書館に行くのを楽しみにしていたので残念だ」と話した。

 同区にある鮮魚店や青果店など多くの商店が並ぶ「旦過市場」。人出は少なく、マスクを着け、買い物を終えた主婦らは足早に帰路に就いた。

 八幡東区の市立いのちのたび博物館も再度の休館。普段の週末は大勢の親子連れでにぎわう館内は照明が落とされ、人気展示の恐竜の標本が暗闇にたたずんでいた。学芸員の真鍋徹さんは悔しさをにじませながらも「また子供たちを迎えるときにどんな工夫ができるか、この機会をチャンスと捉え、職員一同で考えたい」と前を向いた。

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