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【サンライト帳】「県の判断は真っ当」

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 福岡県が、九州朝日放送(KBC)に制作・放送を委託していたラジオ番組に、政治的な偏向が疑われる内容があったとして、KBC側に協議を申し入れたのは真っ当な判断だと思っている。ある新聞は「契約書には県が番組内容の編集に関与できる規定はない」などと報じた。権力による不法な圧力と示唆したいのだろう。しかし、その指摘は当たらないのではないか ▼小川洋知事が言うように、県の名において制作する以上、内容についても県が関与することは当然ではないか。この件に限らず、後援事業などで「行政の中立性」が疑われるケースは後を絶たない。個人や団体、組織が、自らの責任で論ずるのであれば、表現の自由は最大限尊重されなければならない。しかし、公的機関を巻き込むのであればルールに従うべきだろう ▼公の“お墨付き”を得ながら、手前勝手に振る舞って当然という姿勢は、いい大人が親離れせず、延々とすねをかじり続けているような姿にも見えてしまう。(九州総局 中村雅和)

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