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新型コロナ 「先見えない」北九州市民ら落胆

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児童の新型コロナウイルス感染が確認された、北九州市立守恒小学校で行われた消毒作業=北九州市小倉南区
児童の新型コロナウイルス感染が確認された、北九州市立守恒小学校で行われた消毒作業=北九州市小倉南区

 「せっかく収まってきたのに、また先が見えなくなった」。新型コロナウイルス感染拡大が続く北九州市は29日、市立学校の授業時間短縮や屋内型の市施設全ての休館などを決めた。日に日に増える感染者。取り戻しつつあった日常は再び失われ、市民からは不安や落胆の声が相次いだ。

 児童1人の感染が確認され臨時休校となった小倉南区の守恒小学校では、同日午後から防護服やゴーグルを身に着けた作業員が塩素水をまくなどして、校内を消毒した。

 市中心部で食堂を営む津田有希さん(45)には、中学2年と小学1年の息子がいる。「ようやく学校に行けるようになったのに、子供たちは先生から家にいるよう言われたようだ」と明かし「またしばらく友だちと遊べないのはかわいそうだ」と漏らした。

 「出口が見えず、店がいつまで持つかもわからない」と話すのは、小倉北区の繁華街でバーを経営する40代男性。「今週末から本格的に店を再開するつもりだったがそれもできない」と声を落とした。

 行政書士の武村欽也さん(60)は「北九州市には通勤で市外から来る人も多い。感染が他県に拡大しないか不安だ」と話した。

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