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北九州の感染者再拡大 福岡知事「慎重な行動を」

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北九州市選出県議による新型コロナウイルス感染対策に関する申し入れを受けた福岡県の小川洋知事(左から3人目)
北九州市選出県議による新型コロナウイルス感染対策に関する申し入れを受けた福岡県の小川洋知事(左から3人目)

 北九州市で新型コロナウイルスの感染者が再び増加していることを受け、福岡県の小川洋知事は28日、県民に対し「県が公表している地域ごとの感染状況を踏まえ、慎重に行動してほしい」と呼びかけた。同市選出の県議から感染対策の申し入れを受けた後、報道陣に答えた。

 同市によると、4月30日~5月22日は感染確認がゼロだったが、23~27日の市内の新規感染者は22人で、感染経路不明者は17人に上る。さらに増えると、福岡県の休業要請基準を超える恐れがある。

 県は一部施設を除いて既に休業要請を解除。再度要請を検討する独自指標は(1)直近3日間の1日当たりの平均感染者数が3日連続8人以上で、かつ増加傾向(2)直近3日間の感染経路不明者が50%以上(3)病床稼働率が50%以上(4)重症病床稼働率が50%以上-で、総合的に判断するとしている。

 27日時点での県内の感染者数は(1)に満たないが、小川氏は、感染経路不明者が大半を占めることに「大変危惧している」と述べ、「第2波の到来を何としても抑止しなければならない」と強調した。一方、感染拡大防止と社会経済活動の「バランスを取る」とし、再度の休業要請には慎重な姿勢もにじませた。

 県はナイトクラブやスポーツジムなど、6月1日に予定していた残る施設への休業要請解除を実施するかどうか、29日に開く対策本部会議で決めることも明らかにした。

 北九州市に近い大分県の広瀬勝貞知事は「非常に心配している」と発言。山口県下関市の前田晋太郎市長は「県境をまたぐ移動は控えよう」と呼びかけた。

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