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日田彦山線沿線町村が振興策要望 BRT転換確定で福岡県議会に提出

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超党派の福岡県議らでつくる「九州の自立を考える会」の蔵内勇夫会長(左端)に要望書を手渡す福岡県東峰村の渋谷博昭村長(右端)
超党派の福岡県議らでつくる「九州の自立を考える会」の蔵内勇夫会長(左端)に要望書を手渡す福岡県東峰村の渋谷博昭村長(右端)

 平成29年7月の九州北部豪雨で被災し、福岡、大分両県の一部区間が不通となっているJR日田彦山線の復旧をめぐり、一貫して鉄道での復旧を求めてきた福岡県東峰村が、JR九州提案のバス高速輸送システム(BRT)への転換を受け入れたことで、復旧協議はBRT転換で事実上決着。これを受け、東峰村と、同じく沿線の同県添田町は27日、それぞれ県議会に地域振興策の要望書を提出した。

 県が新設する方針を固めている沿線地域振興のための10億円の基金を活用する。添田町はBRT転換で鉄道が走らなくなる区間にトロッコ列車か、レールバイクを走らせることなどを要望。東峰村は観光促進策や、地域資源を生かした商品開発などの財源確保を求めた。

 添田町の寺西明男町長は、日田彦山線の一部不通や、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「地域は非常に疲弊している」として支援を求めた。一方、東峰村の渋谷博昭村長は「新しい日田彦山線の姿を描いていきたい」と強調した。

 超党派の福岡県議らでつくり、沿線自治体の振興を議論してきた「九州の自立を考える会」の蔵内勇夫会長は要望書の受け取り後、報道陣に「新しい交通システムが地域の方々の夢を乗せることができるようなものにしたい」と語った。

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