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ふわふわ白髪のようオキナグサの群生 福岡・佐賀県境の基山

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ピークを過ぎ、白い種子に包まれたオキナグサ=佐賀県基山町
ピークを過ぎ、白い種子に包まれたオキナグサ=佐賀県基山町

 福岡県筑紫野市と佐賀県基山(きやま)町の県境にある基山(きざん)(標高404・5メートル)には、数少なくなった野草オキナグサの群生地があり、山頂の草原で今年も元気な姿を見せ、史跡めぐりの市民たちを楽しませている。

 基山の山頂一帯は、7世紀に九州防衛のため大野城(福岡県大野城市)などとともに築かれた古代山城・基肄城(きいじょう)跡となっており、国指定の特別史跡。約40カ所の建物跡、土塁などが残っている。しかし、平成30年7月の集中豪雨により、中央部の谷など3カ所で土砂崩れが発生。メーン登山ルートの管理道路入り口だった南水門跡は通行止めになったまま。山頂西側の草スキー場(営業休止中)に通じる道路は4月に復旧工事が終わったため、基山町教育委員会は「史跡めぐりは草スキー場を起点にしてほしい」と案内している。

 オキナグサは春、日当たりのよい草原に咲く花で、ボランティアが柵を作って保護活動をしており、今年は約20カ所で開花。深紅の花を咲かせた。すでにピークを終え、お年寄りの頭髪のような真っ白い姿になっており、筑紫野市から来たという女性は「今年も元気な姿を見て安心しました」と満足そうだった。

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