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西日本FHは減収減益 新型コロナで信用コスト膨らむ

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 西日本フィナンシャルホールディングスが12日に発表した令和2年3月期連結決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が前年同期比1・4%減の1416億円、最終利益が同11・7%減の202億円と減収減益だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年1~3月期に保有株式の減損損失が膨らんだことや信用コストを積み増したことが響いた。

 3年3月期の業績予想は、最終利益を同13・5%減の175億円とした。谷川浩道社長は記者会見で「新型コロナの収束が不透明な中、今後1年間の見通しを的確に立てることは困難だ」と述べた。

 2年3月期連結決算では、株価の急落によって株式の減損損失が新たに約12億円発生するなどして、株式等関係損益が同14億円減の22億円だった。一方、経済状況の悪化を見越し、貸倒引当金を約11億円積み増すなど信用コストは同9億円増の64億円となった。

 3年3月期の業績予想でも、傘下の西日本シティ銀行単体で、リーマンショック後と同規模となる60億円(同7億円増)の信用コストを見込む。

 谷川氏は、新型コロナが決算に与える影響について「貸出金の増加が見込まれる一方、営業自粛による手数料収入の減少や信用コストが増加する可能性がある」とプラス、マイナス両面を指摘した。

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