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新型コロナ 佐賀県が春休みまで休校継続 感染者確認で再開転換

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佐賀市の市立小学校。市内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、16日からの再開が取りやめとなった
佐賀市の市立小学校。市内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、16日からの再開が取りやめとなった

 佐賀県は、佐賀市で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、16日からとしていた県立中、高と特別支援学校の再開を取りやめ、臨時休校のまま25日からの春休みに入ることを決めた。佐賀市を含む県内20市町も同様の対応をする方針。相次ぐ方針転換に再び休日取得を迫られた保護者も。学校関係者などからは「最悪のタイミングだ」との声が上がっている。

 佐賀市の40代女性は休校期間中、小学2年の次男のためにパートを休んだ。「学校再開に合わせて出勤する予定だったが、急いで休みを取らないと…」とため息をついた。県立高2年の女子生徒(17)は「受験を控えているので授業が進まないと不安だ」とこぼした。

 給食用食材を扱う佐賀市の業者は、材料を仕入れたばかりといい、「生ものは廃棄せざるを得ない。最悪のタイミングだ」と嘆いた。同市立本庄小の冨吉猛校長は校内で情報収集を続け「先生たちも児童との再会を楽しみにしていたのでショックを受けていると思う」と静かに話した。

 県は11日に学校再開を決めていた。山口祥義知事は「子供たちの気持ちを考えると切ないが、危険性をできる限り排除しないといけない」と県庁で報道陣に話し、対応に理解を求めた。

 県は13日に佐賀大の20代男子学生の感染を確認。14日、同大の別の男子学生4人と2月27日~3月4日にフランスを旅行した際、福岡発着で韓国・仁川経由だったことを明かした。4人を含めた接触者23人全員に自宅待機を求め検査を実施。いずれも陰性だった。

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