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夢ささら新酒、仕込み本格化 大田原・天鷹酒造

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 大田原市蛭畑の天鷹酒造で、県産酒造好適米(酒米)「夢ささら」を使った新酒の仕込み作業が始まった。酒母と麹、添え水が入った高さ2・8メートルのタンク(6千リットル)に蒸した酒米を加え、蔵人3人が長さ3メートルの櫂棒(かいぼう)でかき混ぜて発酵を促すと、周囲に甘い香りが立ちこめた。

 12月下旬には新酒「純米吟醸 天鷹夢ささら」(720ミリリットル)が1千本限定で先行販売される。

 「夢ささら」は、県が蔵元からの強い要望を受け13年かけて開発。従来の「山田錦」に比べ、倒れにくく、病気に強い特徴がある。玄米の中心にある「心白(しんぱく)」がはっきりしていて玄米を削る際に砕けにくく、大吟醸酒に向いているとされる。

 杜氏(とうじ)の最高責任者、直町昊悦(すぐまち・こうえつ)さん(76)は「天候不順や台風で酒米を心配していたが、よい米ができた。今年も味わいのある新酒ができると思う」と話した。「夢ささら」の一升瓶(1・8リットル)は来春の販売となり、4千本の出荷を見込んでいる。

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