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九州全体の米作況指数、87の「不良」 13年ぶり低水準

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 令和元年産の米(水稲)の作況指数(10月15日時点)は、九州全体で87の「不良」となったことが、九州農政局のまとめで分かった。8、9月に相次いで襲来した台風による被害などが響き、平成18年以来、13年ぶりの低水準だった。

 作況指数は水田10アール(1千平方メートル)当たりの予想収量を、平年収量と比べて算出する。94以下は「不良」となる。

 同農政局によると、九州7県全てが「不良」となった。九州全体の指数87は、18年産の78に次ぐ低さだった。

 県別にみると、佐賀県が63と最も低かった。特に県南部の作況指数は59だった。

 同農政局によると、8月の大雨に加え、台風10、17号の風雨による稲の倒伏がみられた。特に9月22日に最接近した17号では、沿岸部を中心に広い範囲で潮風害がみられた。

 また、害虫トビイロウンカの影響もあった。

 大分県も作況指数85と低かった。こちらも台風8、10、17号の風雨による変色や倒伏が原因という。

 福岡県内の作況指数をみると、筑後が88と最も低く、北東部93、福岡96だった。

 九州7県の主食用水稲の作付面積は計15万5100ヘクタールだった。予想収穫量は68万2300トンで、前年産に比べ11万7700トンの減少が見込まれる。

 また、中国四国農政局によると、山口県の作況指数は94の「不良」だった。

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