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父の話が漫画の原点 父親が太刀洗基地の元パイロット、松本零士さん講演

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父との思い出を語る松本零士さん
父との思い出を語る松本零士さん

 大刀洗平和記念館でこのほど、開館10年の記念イベントとして、福岡県出身の松本零士さん(81)が講演した。父親が操縦士として同飛行場に勤務しており、「戦争は二度と繰り返してはいけない」と訴えた。

 松本さんの父、強氏は同飛行場に駐屯した飛行第4連隊(後に第4戦隊)の第1中隊長だった。多くの部下を失い、戦後は「どの面さげて飛べるか」と言い、操縦桿を握ることはなかったという。

 一方で「星空が海面に映って宇宙を飛んでいるようだった」と洋上での夜間飛行の体験を話したこともあったという。松本さんは「銀河鉄道999」など、人気漫画の着想の一つになったと明かした。

 同館では飛行第4戦隊の変遷を紹介し、強氏の人生をたどる特別展を来年1月31日まで開催している。松本さんが大刀洗飛行場を描いた水彩画なども展示している。

 山本孝館長は、漫画という身近な題材で戦争を伝えることで「初めて来館する人にも興味を持ってほしい」と語った。

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