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トラフグ稚魚を日韓共同で放流 唐津市沖 資源維持目指す

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 山口、福岡、佐賀、長崎の西日本4県と、韓国の慶尚南道など3道の水産行政関係者は24日、佐賀県唐津市沖でトラフグの稚魚を放流した。相互理解と交流を深め、水産資源の維持・増大を目指す。

 日韓の関係者計約20人が船に乗り込み、唐津市の名護屋漁港を出発した。加部島付近で、バケツに入った体長約15センチの稚魚約2千匹を放流した。放流に先立ち、佐賀県農林水産部の池田宏昭部長は「共同放流の継続が、両国の水産業の友好的な発展につながる」とあいさつした。

 日韓関係は厳しい状況にあるが、韓国南部・済州特別自治道海洋水産局の趙東根局長は「自治体レベルで友好関係を維持したい」と話した。

 佐賀県水産課によると、双方の交流事業は1993年から毎年続いており、今年で27回目。95年からは資源量が少ないトラフグやマダイなどの放流を始めた。

 共同放流のほか、水産業の担い手の確保や海洋廃棄物の処理といった共通の課題について情報交換する。

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