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銀河鉄道999…松本零士さん、父親を振り返る ゆかりの大刀洗記念館で

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大刀洗平和記念館のために描いた水彩画を手にする松本零士さん(同館提供)
大刀洗平和記念館のために描いた水彩画を手にする松本零士さん(同館提供)

 特攻隊の中継拠点だった旧陸軍大刀洗飛行場の歴史を伝える福岡県筑前町の大刀洗平和記念館で14日、同県出身の松本零士さん(81)が講演した。父親が操縦士として同飛行場に勤務しており、「戦争は二度と繰り返してはいけない」と訴えた。

 開館10年の記念イベントの一環。松本さんの父、強さんは同飛行場に駐屯した飛行第4連隊の第1中隊長だった。多くの部下を失い、戦後は「どの面さげて飛べるか」と言い、操縦桿(かん)を握ることはなかったという。一方で「星空が海面に映って宇宙を飛んでいるようだった」と洋上での夜間飛行の体験を聞いたこともあり、「銀河鉄道999」など人気漫画の着想の一つになったと明かした。

 同館では強さんの人生をたどる特別展も来年1月31日まで開催。松本さんが大刀洗飛行場を描いた水彩画なども展示している。

 大刀洗飛行場は1919(大正8)年に開場。現在の筑前町など3市町にまたがり、東洋一の規模を誇った。

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