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工藤会本部を年度内に解体 民間へ1億円で売却

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 北九州市は26日、特定危険指定暴力団工藤会の本部事務所(小倉北区)について、工藤会側が公益財団法人「福岡県暴力追放運動推進センター」(福岡市)を介し、県内の民間業者に約1億円で売却することで合意したと発表した。既に同会側と市、センターの間で覚書を締結した。

 市によると、センターがいったん工藤会側から買い取り、民間業者に転売する。同会側は10月中旬をめどにセンターと売買契約を結んだ後、約4カ月かけて建物を解体・整地し、年度内に引き渡す予定。売却益はセンターなどが管理し、襲撃事件による被害者への損害賠償の原資に充てる。売却先の業者は、暴力団離脱者の支援にも取り組んでいる。

 北橋健治市長は26日開いた記者会見で「撤去は市民の切実な願いだった。安全な街に向かって力強い一歩を踏み出した」と暴力団排除運動の加速に期待した。

 本部事務所はJR小倉駅から約2キロ離れた、住宅や店舗が点在する地域にある。

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