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宗像氏あて秀吉の文書発見 研究者「当主の後妻を後継者にみなす」 福岡

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豊臣秀吉が宗像才鶴に宛てた文書2通
豊臣秀吉が宗像才鶴に宛てた文書2通

 熊本県多良木町は18日、世界文化遺産の宗像大社(福岡県宗像市)大宮司で、戦国武将だった宗像氏貞(1545~86年)の後妻とされる才鶴に宛てた、豊臣秀吉の文書2通が見つかったと発表した。才鶴の人物像は謎に包まれていたが、研究者は「秀吉は後継者と認めていたことがうかがえる」と指摘する。

 資料を精査した九州大比較社会文化研究院の花岡興史学術研究者らによると、文書は多良木町の旧家に伝わり、7月に町に寄贈された。

 1通は秀吉の花押があり、島津氏の九州北上阻止に貢献したとして才鶴をたたえた内容という。もう1通は軍事に関して豊臣家重臣の浅野長政に相談するよう伝えている。氏貞の死後、大宮司家としての宗像家は途絶えたが、その後の宗像一族の動向を浮かび上がらせる史料という。

 文書は25日~10月6日、多良木町埋蔵文化財等センターで公開する。

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