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快足でトライ狙う 古賀出身のラグビーW杯日本代表・福岡堅樹選手 「最後の大会」に決意

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練習するラグビー日本代表の福岡堅樹=北海道網走市
練習するラグビー日本代表の福岡堅樹=北海道網走市

 20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に臨む日本代表に選ばれた福岡堅樹(27)=福岡県古賀市出身=は、50メートル5秒台の快足でトライを量産する。前回大会では、チームが歴史的な勝利を挙げる中、敗戦のみの出場だった。その悔しさを胸に研鑽(けんさん)を積み、初の自国開催となる今回も代表に名前を連ねた。医師を志し、7人制ラグビーで出場を目指す東京五輪後には第一線を退く決意を固めるトライゲッターが、最後のW杯に挑む。

 父、綱二郎さん(61)は「小さい時から断トツの足の速さ。運動会はいつも1番だった」と振り返る。経験者の綱二郎さんの勧めで幼稚園からラグビーを始めた。楕円(だえん)球を持って相手を置き去りにする楽しさに魅了された。

 高校はラグビー伝統校であり、県内有数の進学校でもある福岡高へ。前十字靱帯(じんたい)の損傷など選手生命に関わる膝のけがを負いながらもチームを引っ張り、高3の時、28年ぶりに県予選を勝ち抜いて花園ラグビー場(大阪府)での全国大会に出場した。

 前回大会は、当時の日本代表ヘッドコーチ、エディー・ジョーンズ氏に見込まれて筑波大の学生ながら代表入りを果たした。チームは3勝1敗の好成績を残したが、大金星を挙げた南アフリカ戦はベンチにすら入れず、スタンド観戦。唯一出場したスコットランド戦は敗戦という苦い結果だった。

 「歴史的な快挙を残したチームにいたことは誇りに思う」と話す一方、「勝った試合に出たかった」と唇をかみしめた福岡。悔しさを忘れずに4年間、自らを鍛え上げた。

 綱二郎さんは歯科医で、祖父は内科の開業医だった。高校時代に膝の手術を担当し、支えてくれた整形外科医にも感銘を受け、引退後は医師を目指す。綱二郎さんは「一試合一試合にこれまでの努力、成果を出してほしい」と活躍を期待した。

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