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九州大雨 生活再建、全力で支援 防災相ら佐賀視察

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大雨による被害を受けた佐賀県大町町を視察する山本防災相(左手前)ら政府調査団
大雨による被害を受けた佐賀県大町町を視察する山本防災相(左手前)ら政府調査団

 九州北部を襲った記録的な大雨を受け、山本順三防災担当相をトップとする政府調査団が31日、佐賀県を視察した。山口祥義知事と県庁で会談した山本氏は、早期復旧や被災者の生活再建を全力で支援する考えを表明。大量の流出油による農地や住宅の被害も踏まえ、支援制度の柔軟な運用を視野に入れ検討を進める。

 山口知事は、復旧事業を国が手厚く財政支援する激甚災害への早期指定を要請した。山本氏は会談後、指定の前提となる被害調査に着手したことを記者団に明らかにした。

 山口知事は、住宅が全半壊した世帯などに最大300万円の支援金を支給する被災者生活再建支援法の適用について、油による被害も考慮してほしいと要望。山本氏は「油という特殊条件をどう判断するか議論している」と応じた。

 調査団は内閣府や関係省庁の職員約30人で構成。浸水した病院が孤立状態となった大町町では、流出した油の処理状況などを確認した。武雄市の避難所や多久市の被災現場も訪れた。

 政府は30日、大雨の被災地支援のため3億7741万円を予備費から支出することを閣議決定した。復旧財源として、被災自治体に普通交付税を繰り上げ交付する方針も決めている。

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