PR

誕生50年のブラックモンブランを東京で 佐賀・竹下製菓が販路拡大へSNS駆使

PR

ブラックモンブランの首都圏への本格進出を目指す竹下製菓の竹下真由社長
ブラックモンブランの首都圏への本格進出を目指す竹下製菓の竹下真由社長

 九州で根強い人気があるご当地アイス「ブラックモンブラン」が、5月に誕生50年を迎えるのを機に、製造する佐賀県の竹下製菓が、首都圏への本格進出を目指す。首都圏に住む九州出身者からの熱い要望に応え、一部の小売店や飲食店にとどまる販路を拡大したい考えだ。

 ブラックモンブランは、あっさりとしたバニラアイスを、チョコレートとクッキークランチで包んでいる。

 同社の3代目、故竹下小太郎前会長が、欧州アルプス最高峰モンブランを眺めた際、「白い雪山にチョコレートをかけて食べたらおいしそうだ」と思ったことが開発のきっかけだ。外国製のアイス製造機が高額だったため、国産機を開発し、寒い時期もおいしく食べられるよう、濃厚な味にするなど工夫を重ねた。

 5代目で、孫の竹下真由社長(37)によると、「当時はバニラだけなど単純なアイスが主流だった中で、先進的な商品だった」という。

 希望小売価格は税抜き110円。関連商品を含めて年間約2千万本が売れ、累計販売本数は10億本を超える人気商品に育った。

 竹下社長は東京工業大大学院を修了した「リケジョ」だ。経営のノウハウを学ぶために外資系コンサルタント会社に勤務した後、34歳で社長となった。

 学生時代、大学の生協にブラックモンブランを置いてほしいと要望が寄せられたことや、九州出身の友人から「東京にはないらしいよ」と驚かれたこともあり「欲しいと思う人が買えるようにしたい」と意気込む。

 昨年は、九州出身者が首都圏で売っている小売店をツイッターなどで発信する企画「ブラックモンブ乱」を実施し、千葉県や神奈川県などの計約100店が報告された。首都圏でも身近な存在になろうと奮闘している。

この記事を共有する

おすすめ情報