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ラグビー・ワイルドナイツ、「熊谷に本拠地移転」知事に伝達 年度内にも協定締結

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 ラグビートップリーグの「パナソニックワイルドナイツ」の幹部が8日、県庁で上田清司知事を表敬訪問し、本拠地を現在の群馬県太田市から熊谷市に移転する意向を伝えた。県側も受け入れる姿勢を示し、来年以降の速やかな移転に向けて年度内にも広域的な地域活性化などに関する包括連携協定を結ぶ方針だ。

 移転予定の熊谷市には、熊谷スポーツ文化公園内に今秋開催のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場の1つである県営熊谷ラグビー場がある。

 表敬訪問は冒頭を除き非公開で行われた。包括連携協定に関しては、本拠地移転▽熊谷市のにぎわいづくり▽北関東エリア全体を視野に入れた地域活性化-などの内容を盛り込む方針でまとまったという。

 ワイルドナイツの飯島均部長は訪問後、記者団に「世界有数の施設が熊谷にあり素晴らしい。北関東を盛り上げるため、埼玉県と協力したい」と強調し、公園内にクラブハウスを設置したい意向も明らかにした。「(移転というより)ホームタウンが大きくなるというイメージ」とした上で「太田でもたまに『実家』に帰るような感じで試合をしたい」とも語った。

 移転伝達を受け熊谷市の富岡清市長は8日、「県やチームと連携を図りたい」、上田知事も「県民を代表して歓迎したい。北関東の地域活性化の柱となってもらえるよう大いに期待したい」とのコメントをそれぞれ出した。その上田知事は報道陣が見守る表敬訪問の冒頭、移転伝達を見越してか、サービス精神旺盛だった。チームの顧問を務めるパナソニックの中島幸男常務執行役員からチームのジャンパーを手渡されると、「ラグビーボールも持たないとね」と、知事室のボールを笑顔で手にした。(川上響)

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