PR

新幹線長崎ルート整備 佐賀知事、与党委員長と面会し県の課題伝える

PR

 九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)の整備をめぐり、与党検討委員会の山本幸三委員長が18日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事と意見交換した。山口氏は新鳥栖-武雄温泉について、フル規格で整備する場合に増加する財政負担など、佐賀県にとっての課題を、山本氏に伝えた。両者は、意見交換を続けることで合意した。

 協議は非公開で行われ、終了後に両氏がそれぞれ、報道陣の取材に応じた。長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉は、フル規格とミニ新幹線のどちらで整備するかの判断が、必要となっている。

 山口氏は、佐賀県が考える課題として(1)財源負担(2)開業後の在来線のあり方(3)ルート(4)地域振興-の4点を、山本氏に伝えたという。報道陣に山口氏は「問題は複合的に横たわっている。仮にフル(規格)なら、白地から整備をするという話で、簡単ではない。佐賀県が何十年も、ぎりぎりの努力をしてきたことを理解してほしい」と述べた。

 一方、山本氏は個人的な意見として、今後の検討に当たっての考えを伝えたという。終了後、「佐賀県の意見や課題を含めて、議論しないといけない印象を持った」と語った。

 整備新幹線の建設費は、JR側が支払う施設使用料を充当後、国が3分の2、地方自治体が3分の1を負担する大枠がある。これを変更する可能性について、山本氏は「国土交通省が数字を詰め、どういう知恵があるか聞かないと何ともいえない」と述べた。

この記事を共有する

おすすめ情報