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埼玉県会、全国初の「県民栄誉章に議会同意」条例可決 知事は「違和感」

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 県議会2月定例会は27日、議員提出された「県民栄誉章等について議会の議決事件と定める条例案」を賛成多数で可決するなどして閉会した。県民栄誉章などの表彰を行う場合に県議会の同意が必要となる。県によると、同様の規定は全国初。上田清司知事は「違和感を感じた」と首をひねった。

 自民は「県民の総意として表彰すべきだ」と同条例案を提出したが、民進、公明、県民、共産から「県民から異論は上がっていない」「表彰の時期が遅れてしまう」などと反対の声が挙がっていた。同条例の影響で、平昌パラリンピックで金を含む5個のメダルを獲得した深谷市出身の村岡桃佳選手への表彰は6月定例会以降になるとみられる。

 他にも議員提出の2条例が成立。県議会事務局によると、1定例会で議員提出条例が3件成立するのは過去最多だという。また、これまでに成立した議員提出条例は28件となり、全国最多になる見通しとなった。

 同日、正副議長を決める選挙が行われ、新議長に自民の斉藤正明議員(69)、副議長に同、高橋政雄議員(66)が決まった。今定例会では、知事提出の総額1兆8657億6千万円の平成30年度一般会計当初予算案など77議案が可決・同意された。

 本会議終了後、記者団の取材に応じた上田清司知事は「ノーベル賞や金メダルを取られた方々の功績を議決で審査の対象にするのは非礼ではないか」と疑問を投げかけた。

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