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JR九州が新型省エネ車両導入へ 蓄電池とディーゼル組み合わせ

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JR九州が新型省エネ車両導入へ 蓄電池とディーゼル組み合わせ

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 JR九州は26日、老朽化した車両の更新にあわせて、消費電力量や燃料消費量を低減できる省エネ車両を導入すると発表した。

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 車両は、消費電力を抑制できる高性能の半導体「シリコンカーバイド(SiC)」を搭載した821系と、蓄電池とディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリッドのYC1系の2種類。

 821系は、既存車両に比べ、消費電力量を40%軽減できる。SiCを搭載した車両は全国的にも少ないという。YC1系は、ディーゼルエンジンで起こした電気を蓄電池にため、時速30キロまでは蓄電池、それ以上はディーゼルエンジンで走る。燃料の軽油は、従来に比べ20%削減できるという。

 今後、821系計6両、YC1系計2両の走行試験を実施し、平成31年度の導入を目指す。

 いずれも「やさしくて力持ちの鉄道車両」をキーワードに、内装も座面幅を拡大するなど、利便性向上も図る。青柳俊彦社長は記者会見で「省エネに加え、メンテナンスコストも抑えられる非常に優れた車両だ」と述べた。