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長崎出島に架ける橋、130年ぶり整備へ 11月下旬にも完成

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長崎出島に架ける橋、130年ぶり整備へ 11月下旬にも完成

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出島(奥)に架けられる橋=長崎市内 1/1枚

 江戸時代の鎖国下で、海外との窓口だった長崎市の出島で、約130年ぶりに橋を架ける事業が進んでいる。

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 出島は徳川幕府により、1636(寛永13)年に築かれた人工島で、貿易に関わるオランダ人らが暮らした。江戸時代には1本の石橋があったが、明治時代に入り、撤去された。国指定史跡「出島和蘭商館跡」となった今の出島は埋め立てて陸続きになっており、北側を中島川が流れる。

 長崎市は今年2月、川に長さ約38・5メートル、幅約4・4メートルの厚い鉄板を架けた。今後、橋と岸の接合作業などを経て、橋は11月下旬にも完成する。

 川の幅が江戸時代より広がり、かつてと同じ長さの橋は造れないが、周囲の景観に配慮し、簡素な欄干を設けるデザインにした。総事業費は約4億9千万円。