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袋井-磐田間に新駅 JR東海道線 31年度末開業目指す 静岡

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袋井-磐田間に新駅 JR東海道線 31年度末開業目指す 静岡

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 JR東海と磐田市は9日、JR東海道線の袋井と磐田両駅間に新駅を設置すると発表した。平成27年度に工事に着手し、31年度末の開業を目指す。県内のJR東海道線の新駅としては、13年4月に開業した愛野駅(袋井市)以来となる。

 磐田市によると総事業費は約49億円だが、地元住民による請願駅のため、費用はほぼ地元が負担する。市ではヤマハ発動機などの地元企業の通勤客や、ジュビロ磐田のホームスタジアム、ヤマハスタジアムの観客の利用などに期待をかけている。

 会見した磐田市などによると、新駅は袋井駅から西に4・6キロ、磐田駅から東に3・2キロの磐田市鎌田地区に設置される。線路をまたいでプラットホーム上に駅舎を建設する橋上駅とし、東海道線と併走している東海道新幹線の線路をまたいで南北を結ぶ自由通路も建設する。1日の想定乗降客数は2千~3千人としている。

 磐田市では地元住民の署名による請願が昭和62年に市に提出されており、地元の悲願が実現する見通しとなった。

 市では請願を受け、平成2年にJR東海に新駅設置要望書を提出。その後、新駅設置後のまちづくりのため、新駅予定地北側の新貝地区の約80ヘクタール、南側の鎌田地区の約25ヘクタールで区画整理を進めてきた。駅前には駐輪場や駐車場を設置する予定。南北の区画整理は35年度末ごろに完了する予定だ。

 同日会見した渡部修市長は「県内では人口減少が叫ばれているが、若い世代が『子育てするなら磐田だな』という磐田市を目指すための一歩を進もうとしている。駅から徒歩圏にスポーツ、住環境、勤務先がそろっている地域になる」と期待を込めた。

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