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カー娘「そだねー」披露 藤沢五月「私たち、なまってるって思ってなくて衝撃でした」
平昌五輪更新平昌五輪で史上最多13個のメダルを獲得し、27日の解団式を終えた日本選手団は、式後に行われた野外イベントの報告会に参加した。カーリング女子団体戦銅メダルの「LS北見」が競技中に交わした「そだねー」を選手らが1人ずつ披露するなど和やかな雰囲気で行われた。
東京・赤坂の東京ミッドタウンで開催された報告会では、各選手に元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造さんがインタビューする形で行われた。
「LS北見」のスキップ、藤沢五月は競技中の会話について「マイクをつけていることでみなさんに選手たちがどんなことを話していて、どんなコミュニケーションをとっているのかをすべてさらけ出して見てくれたのがよかったのかな」と分析。「そだねー」が流行語大賞になるかもしれないと言われた藤沢は、「私たち、なまってるって思ってなくて衝撃でした」と本音が飛び出した。
スピードスケート女子500メートルで頂点に立った小平奈緒(相沢病院)は、銀メダルに終わり涙を流す地元韓国の李相花(イ・サンファ)を抱きかかえるシーンが称賛されたが、五輪で一番感じたことについて「世界の輪や応援してくれるみなさんのつながり」と笑顔で答えた。
フィギュア男子シングル銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は「あまり実感がない」と言いつつも「ペース配分を考えるのではなくて常に百パーセントやり続けることが正解だったと思った」と淡々と答えた。
黄色い歓声で迎えられた同金メダルの羽生結弦(ANA)は、国旗が揚がったとき「日本代表として頑張ってきてよかったな、ここから頑張るんだという気持ちになった」と明かし、「(五輪は)人生そのものでした。すべてを懸けました」と力を込めた。
一方で、スノーボード男子ハーフパイプ銀メダルの平野歩夢(木下グループ)は「楽しいことより嫌なことだらけでしたね」、メダルを逃したフィギュア女子シングル4位の宮原知子(関西大学)は「自己ベストを出したにもかかわらず表彰台に一歩届かなかったので、まだやることがあるなと感じた」と振り返った。(WEB編集チーム)