産経ニュース for mobile

【平昌五輪】菊池彩花の金獲得に追い風 同僚らの熱い声援 スピードスケート女子団体追い抜き

記事詳細

「三位一体」が世界に衝撃 女子団体追い抜…

菊池彩花の金獲得に追い風 同僚らの熱い声援 スピードスケート女子団体追い抜き

平昌五輪更新
【平昌五輪2018スピードスケート】菊池彩花=江陵オーバル(松永渉平撮影) 1/3枚

 平昌五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで21日、金メダルを獲得した日本。富士急の菊池彩花(30)はカナダとの準決勝に出場して勝ち抜き、頂点への道を開いた。同社の社員らは山梨県富士吉田市内のホテルで応援会を開き、その瞬間を見守った。会場では応援用のスティックバルーンが激しく打ち鳴らされ、大きな歓声が上がった。県勢としても冬季五輪で初の金メダル。けがを克服しての夢実現を万歳三唱でたたえた。(昌林龍一)

<< 下に続く >>

 応援会終了後、富士急社員らが取材に応じた。平成18年入社の菊池の同期で、スケート部の事務を担当している、流通マーケティング部長の風間雄一さん(34)。「同期の女子の中でも一番背が高く、おとなしかった印象」と振り返った。「大きなけがをしたのに強い意志でリハビリや練習を続け、驚異的な回復で金メダルに貢献した。本当によく頑張った」と菊池の健闘をたたえた。

 ナショナルチームに帯同するようになってからは、世界各地への試合出場などで県内にいる機会は少なくなった菊池。だが、8年ほど前には、練習前の午前に富士急ハイランドでアトラクションも担当した。

 同期の内藤大介さん(34)は「入社当時はひょろっとしていたが、練習でだんだんたくましくなった。スケート部の仲間と地元のとんかつ店によく行っていた」と懐かしそうに語った。

 「スケート部員は通常、ハイランドの切符売り場などを担当するが、菊池はトーマスランドのアトラクションの運転操作を担当していた。笑顔と独特のオーラで子供からお年寄りまでに人気でした」。

 内藤さんは「同期が金メダルを取るなんて信じられないほどうれしい」とガッツポーズをみせた。

 菊池の才能を見いだしたスケート部顧問の長田輝正さん(68)は「競技の合間にリンクで練習している姿を見て、『腰の位置が高く、日本人離れした体格の選手』として印象に残った」と振り返る。

 「背が高いので前に出たときに大きな風よけとなり他の選手の疲労を最小限にするのに貢献。ケガからも復帰し、地道な努力が実って本当によかった」。4人でつかんだ「金」。決勝の感動を導いた準決勝の滑りは菊池の真骨頂。長田さんは教え子の活躍を喜んだ。

写真ギャラリー

  • 【平昌五輪女子団体追い抜き決勝】表彰式を終えた(左から)高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃、菊池彩花=江陵オーバル(松永渉平撮影)
  • 菊池彩花らの「金」獲得を受けて喜ぶ富士急行の社員=21日、富士吉田市新西原(昌林龍一撮影)

平昌五輪ニュース

新着ニュース一覧