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ゲームから始まる婚活イベント マッチングより親密に

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婚活イベントで行われた、誰が触れたかを当てるゲーム=広島市中区
婚活イベントで行われた、誰が触れたかを当てるゲーム=広島市中区
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 ゲーム形式のワークショップを組み合わせたユニークな婚活イベントが広島市で開催された。参加した男女の間には和やかな空気が流れ、主催者側は「いつもの婚活イベントよりも盛り上がっていた」と手応え。どんなイベントだったのか。

手をたたいたのはだーれ?

 「人は、視覚、聴覚、身体感覚のいずれかで判断する生き物です。ゲームを通じて、みなさんが何で判断するかを知ることから始めましょう」

 広島市中区のイベントスペース「クリエーターズビレッジ ヒロシマ」で1月26日に行われた婚活イベント。講師として立った「ありのままスタイル」(広島市佐伯区)代表で心理カウンセラーの山本伸吾さん(57)の呼びかけで、参加者の男女各10人が5人ずつの4チームに分かれ、次のようなゲームを行った。

 (1)1人がいすに座って目をつぶる。その間に他の4人は服装の一部を変えて、目を開けた人がそれを当てられるかどうか。

 (2)目をつぶった人の耳元で4人のうちだれかが手のひらを合わせる音を聞かせ、誰が手をたたいたかを当てる。

 (3)目をつぶった人が手のひらを差し出し、そこに指を当てたのは誰かを当てる。

 服装の変化に気づいた人は視覚が、音を当てた人は聴覚が、手のひらに触れた人を当てた人は身体感覚が、それぞれ優れていると分かるテストだという。

 これらのゲームをした後、山本さんが会話をする際のポイントを伝授。女性に対しては「男性に対して『すごいね』『なるほど』『面白い』と返すようにする」。男性には「女性には『それ分かる』などと共感することを意識するように」とアドバイスした。

 こうして男女が会話するフリータイムがスタートしたが、事前に共通の体感をしたことから最初から親密な空気が流れていた。

カップル成立は…

 婚活イベントを企画したのは、結婚相談所「虹のしずく」(同市中区)代表の小松里絵さん(44)。虹のしずくが加盟している「日本結婚相談所連盟」には6万5千人を超える男女が登録しており、平成30年には約9700人が成婚している。だが小松さんは「独身男女の9割が結婚願望を持っている一方、婚活アプリを利用すれば事件やトラブルに巻き込まれるケースが後を絶たず、一般的な婚活パーティーのマッチングにも疑問を抱いていた」という。

婚活イベントでゲームの説明をする山本さん(奥)=広島市中区
婚活イベントでゲームの説明をする山本さん(奥)=広島市中区
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 そこで「心と心をつなぐ出会いを提供したい」と考えたとき、行動心理士や心理カウンセラーなどで知られる山本さんの存在を知り、一緒に婚活イベントを仕掛けることにした。

 山本さんは長年にわたって菓子店を経営していた経験で「自分で体感しないと成長しない」と感じており、今回の婚活イベントには「これまでに行ってきた人材教育を恋愛に応用しました」と話す。

 結果的に、今回のイベントでは3組のカップルが成立。小松さんは「誰もが初めは緊張するものですが、最初にゲームをして交流したことで団結力みたいなものも感じました」と分析。参加した20代の男性は「非常に面白くて、ビジネスの場でも活用できそうです」と話していた。

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