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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈756〉河井夫妻捜査は〝永田町の憂鬱〟

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報道陣の取材に応じる河井案里氏(古厩正樹撮影)
報道陣の取材に応じる河井案里氏(古厩正樹撮影)

 何もそこまで目の敵にしなくてもと思う。

 『週刊文春』(2月6日号)のトップ「進次郎『不倫ホテル代』『虚偽答弁』を暴く証拠メール96通公開」。

 結婚前に小泉進次郎環境相が交際していた実業家で人妻のA子さんとセミナーにかこつけて利用した軽井沢のホテル代を政治資金から支出していたという問題だが、既に昨年12月26日発売号で、取り上げた件のむし返し。

 今回は〈説明責任から逃げ続ける小泉氏の姿勢に、強く憤る〉〈A子さんに極めて近い知人〉を通じて入手した〈二人の交際を裏付けるメール〉96通がミソ。

 〈待ちきれない~!今日は進次郎さんの夢見られますように(^^〉

 〈今夜は楽しみにしてるよ^_^〉

 などと、読んでいて気恥ずかしくなるようなやり取りが続くが、メール提供者はA子さん本人か、怒り心頭という前夫しかあるまい。しかし、こんなプライベートなものを本人たちの許諾もなしに公開していいのか!

 『週刊新潮』(2月6日号)「『橋本聖子五輪大臣』と『高橋はるみ議員』が“共犯関係”となった『疑惑のウグイス嬢』」。

 河井克行前法相の妻、案里参院議員の運動員買収問題が注目のなか、昨夏の参院選で、橋本、高橋両候補が、同じベテランウグイス嬢を使い、両陣営の選挙運動費用収支報告書に疑惑があるというのだが…。

 重箱の隅をつつくような話。

 〈「正直、1万5000円ではまともなウグイス嬢は雇えないというのが常識」〉(さるベテラン秘書)

 公選法でこの額が定められたのは28年前。

 〈「多くの陣営が、河井夫妻の捜査に“明日は我が身”とビクビクしているはず」〉(ベテランの選挙プランナー)

 有馬晴海氏(政治評論家)の解説。

〈「法律と実態がかけ離れているということ(中略)もはや限界に来ている。この規定は再考の余地がある」〉

 『サンデー毎日』(2・9増大号)、1冊丸ごと「男と女のトリセツ」と張り切ったが、「手あかがついた」というしかないタイトルと内容。

(月刊『Hanada』編集長)

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