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【皇室ウイークリー】(626)天皇ご一家、国技館で相撲ご観戦 秋篠宮ご夫妻は台風被災地ご訪問

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大相撲初場所を観戦のため、両国国技館を訪問された天皇、皇后両陛下=25日午後、東京都墨田区
大相撲初場所を観戦のため、両国国技館を訪問された天皇、皇后両陛下=25日午後、東京都墨田区
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 天皇、皇后両陛下は24日、皇居・宮殿で、令和元年度の農林水産祭で天皇杯を受賞した農林水産業や畜産など7団体の代表者と面会し、展示された生産品や加工品をご覧になった。天皇陛下は「みなさんの業績は農林水産業に携わる人々の励みになることと思います」とあいさつし、皇后さまと各ブースを回られた。

 陛下は長崎県雲仙市でブロッコリーを栽培する男性に、「普賢岳のほうは」と平成3年の噴火災害の影響をご質問。栽培について「苦労はどんなところに」とたずねられた。皇后さまは、北海道で牛乳を生産する男性に「停電はいかがでしたか」とおたずねに。30年9月の北海道胆振(いぶり)東部地震による大規模停電で、電動搾乳機が使えず、多くの乳牛が乳房炎になったことを案じられていた。

 両陛下と長女の敬宮(としのみや)愛子さまは25日、両国国技館(東京都墨田区)を訪れ、大相撲初場所14日目の中入り後、計9番の取組を観戦された。ご一家は観客の大きな拍手に迎えられ、2階貴賓席にご着席。幼少期から力士のしこ名や出身地を覚えるなど相撲好きで知られる愛子さまは、メモを取りながら観戦された。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)によると、陛下は取組の合間に「土俵の大きさが変わったことはないんですか」「けがが多いのはどこですか」と質問を重ねられ、皇后さまは「この取組はどうなりますか」と展開を尋ねるなど楽しまれたという。

 秋篠宮ご夫妻は28日、福島県伊達市を日帰りで訪れ、昨年の台風19号で被災した農家を視察された。ご夫妻は阿武隈(あぶくま)川に隣接する果樹園やキュウリのビニールハウスが浸水被害を受けた宍戸里司(さとし)さん方の作業場などをご訪問。被害の説明を受けた後、被災したビニールハウスを見学し、秋篠宮妃紀子さまは「(作物は)来年は大丈夫でしょうか」と気遣われたという。ご夫妻は阿武隈川堤防から果樹園もご覧に。ビニールが樹木の枝に残る様子に、秋篠宮さまは「あれも流れてきたものですか」「もっと多くの樹木があったんですか」などと被災状況をたずねられていた。

 秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは27日、憲政記念館(東京都千代田区)で「第42回聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会」に臨席された。同会には昨年まで、秋篠宮妃紀子さまが毎年臨席されており、佳子さまは平成26年に紀子さまとともに参加して以来2回目、お一方では初めてのご臨席となった。

 各地で推薦された聴覚障害児の母親らを表彰する会で、佳子さまは「きっと、それぞれに大変なことも、うれしいこともある中で、お子さまに寄り添い続けてこられたことでしょう。そしてお子さまが安心して成長できるよう、心を配り、工夫を重ねられたことと思います」と手話を交えてあいさつし、受賞者らをねぎらわれた。聴覚障害のある児童・生徒らの作文コンクールで金賞を受賞した作品の発表の機会も設けられ、佳子さまは盛んに拍手を送られていた。

 宮内庁は30日、上皇さまが29日夕に皇居・吹上仙洞(せんとう)御所で一時意識を失い、倒れられたと発表した。上皇后さまからのご連絡を受けて侍医が駆け付けた際、上皇さまはいびきのような息づかいをされていたという。その後、意識が戻り、30日午前、宮内庁病院で頭部MRI検査を受けられた結果、原因となる所見は見られなかったという。上皇さまは29日、霞会館(千代田区)を私的に訪れ、学習院初、中、高等科時代の友人が集う同窓会に参加し、倒れたのは吹上仙洞御所に戻られてから約1時間後だった。

 【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

 また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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