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【いざ!東京五輪】バスケで解く“プレミアム”ドリル 先生は代表候補   

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東京2020算数ドリルで実践学習した児童たちとバスケットボールを手に写真撮影する田中大貴(左奥)、安藤誓哉(右奥)=1月27日、三鷹市立羽沢小学校
東京2020算数ドリルで実践学習した児童たちとバスケットボールを手に写真撮影する田中大貴(左奥)、安藤誓哉(右奥)=1月27日、三鷹市立羽沢小学校
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 「入れ!入れ!」。子供たちが楽しそうにバスケットボールをしながら、ドリルの計算式を解く-。しかも、“先生”はバスケットボール日本代表候補の田中大貴と安藤誓哉(ともにアルバルク東京)。実践を交えての算数の学習会が1月27日、東京都三鷹市立羽沢小学校の体育館で行われた。

 学習会は、体操男子の白井健三(日体大大学院)が表紙を飾る「東京2020算数ドリル」を用いたもの。東京五輪・パラリンピック組織委員会が教育プログラムの一環として作成した小学6年生向けの教材で、五輪・パラを身近に感じながら楽しく算数が学べる唯一無二のドリルだ。

 五輪とパラを合わせて全55競技が登場し、各競技や五輪に関連づけた出題がなされている。学習会で実施したのは、バスケットボールのシュート成功率を求める問題。チームに分かれて1人1本ずつ、自由な位置からシュートを放った児童たちは、すぐさま床に座り込み、息を切らしながらチームの成功率を計算する。次に田中と安藤の模範プレーを兼ねた3点シュートで成功率75%をマークすると、体育館に大歓声が響き渡り、田中は「子供たちからパワーをもらった」とはにかんだ。

 同校では昨年4月からドリルを使って勉強をしている。6年1組の田中一将君(12)は「普通の宿題よりも、やってていて楽しかった。そして今日、オリンピック(候補)選手と会えたことがとてもうれしい」。岩崎百恵さん(12)も「今日やってみて、バスケットが好きになった」と笑顔だった。

 そんなスポーツと勉強に相乗効果をもたらしているドリル。2019年度は都内の全公立小学校1273校などに配布されたが、国際オリンピック委員会(IOC)との規約で一般販売はされておらず、20年以降は配布もされない。子持ちの記者が唇をかむ、まさにプレミアムな一冊だった。(運動部・西沢綾里)

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