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【原坂一郎の子育て相談】母親べったり、夫を避ける娘

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 小学1年生の娘が、夫に冷たいというか、始終私にべったりで、困っています。夫が休みの日なども、2人で出かけてくれると助かるのですが、娘は嫌がり、お風呂も寝るときも、ずっとお母さんと一緒がいいと言います。うれしい半面、夫がかわいそうにも思います。本人は「お父さんが嫌いではなく、お母さんが好きだから」と言いますが、そんなにイヤならば無理に夫と2人にせず、本人の意思を尊重する方がいいのでしょうか?

 娘さんにそんなに好かれるとは母親冥利(みょうり)に尽きますね。母親が子供に好かれるのは、生まれた直後から、子供に好かれるようなことをたくさんしているからです。娘さんがそうなったのも、今日までのあなたの関わりがすばらしかったからでしょう。

 世に言う「パパっ子」もパパの実力で、普段の関わり方がうまい父親の子供は必ずパパっ子になります。今のままでは確かにご主人が気の毒ですので、娘さんにはぜひ「パパが嫌いではない」から「パパも好き」になってもらいましょう。

 まずは「おいしいとこ取り作戦」はいかがでしょう? 世間の母親はよく「怒り役はいつも私。主人はいつも、おいしいとこ取りで不公平」と言いますが、意識的にそうするのです。

 たとえば、お店で子供用の景品をもらったなら、ご主人から渡してもらい、娘さんが喉が渇いたと言えば、ご主人の手で飲み物を渡し、遊ぼうと誘ってきたらあえて、「お母さん手が離せないの」と言い、ご主人に遊んでもらう。パパの良さを分かってもらうのです。

 幸いあなたは普通の母親以上に気に入られているので、少々そっけないことをしても大丈夫だと思います。そんなことを繰り返すうちにご主人もどうすれば子供は喜ぶのかが分かり、関わり方に変化が出ると思います。

 そうそう、娘さんがあなたにべったりではなく、あなたが娘さんべったりになっていないかも気を付けてみてくださいね。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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