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【皇室ウイークリー】(591)陛下が稲作継承し初のお田植え 日赤名誉総裁の皇后さま、式典へ

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全国赤十字大会で有功章の受章者にメダルなどを授与される皇后さまと、拍手を送られる秋篠宮妃紀子さま、常陸宮妃華子さま、寛仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さま=22日、東京都渋谷区の明治神宮会館
全国赤十字大会で有功章の受章者にメダルなどを授与される皇后さまと、拍手を送られる秋篠宮妃紀子さま、常陸宮妃華子さま、寛仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さま=22日、東京都渋谷区の明治神宮会館
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 天皇陛下は20日、皇居内の生物学研究所脇にある水田で、即位後初めて田植えをされた。皇居の稲作は昭和天皇が始めた恒例行事で、陛下は上皇さまから引き継がれた。

 陛下がこの日植えられたのは、上皇さまが4月にまかれた種もみから育てた、うるち米の「ニホンマサリ」ともち米の「マンゲツモチ」の苗計100株。陛下は長靴で水田に入り、腰をかがめて1株ずつ丁寧に植えられた。22日に残りの100株の田植えも済まされた。宮内庁によると、陛下は高校時代に赤坂御用地内の水田で田植えをされた経験があるという。

 陛下は秋に稲の刈り取りも行われる。稲の一部は伊勢神宮に奉納されるほか、昭和天皇の命日に行われる1月の「昭和天皇祭」、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る2月の「祈年祭」など宮中祭祀(さいし)に使われる。

 陛下は23日、皇居・宮殿「松の間」で行われた春の叙勲の大綬章親授式に臨席し、桐花大綬章の寺田逸郎(いつろう)前最高裁長官ら12人に勲章を手渡された。式の後、陛下は「どうかくれぐれも身体を大切にされ、今後もお元気に過ごされますよう願っています」とねぎらわれた。外国人叙勲の受章者に対しては「わが国の発展や国際社会の関係の増進に尽力されたことに対し、深く感謝いたします」とも述べられた。

 皇后さまは22日、日本赤十字社の名誉総裁として、明治神宮会館(東京都渋谷区)で開かれた全国赤十字大会に出席し、皇后として初の単独公務に臨まれた。代替わりに伴い、1日付で上皇后さまから名誉総裁を引き継がれた。

 式典では、名誉副総裁の秋篠宮妃紀子さま、常陸宮妃華子さま、寛仁(ともひと)親王妃信子さま、高円宮妃久子さまが同席される中、医療やボランティアなど赤十字活動に貢献した個人と団体に贈られる「有功章」の受章者代表13人に、メダルや賞状などを授与された。式典後、昨年の西日本豪雨災害で医療救護活動に従事した岡山赤十字病院の医師、斎藤博則さんらと歓談する場面もあり、皇后さまは仮設住宅で暮す被災者の現状を案じられていたという。

 秋篠宮ご夫妻は17日、第30回全国「みどりの愛護」のつどいの式典出席などのため鳥取県に入り、鳥取砂丘の地形や動植物について紹介する施設や、県内の盲学校などを視察された。代替わりで皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)となって初の地方訪問で、地域住民や子供たちと交流された。

 盲学校では、視覚障害者と健常者が一緒に参加できるように考案された「フロアバレーボール」の様子をご見学。ボールの音や仲間の声を頼りにプレーする生徒らに、秋篠宮さまは「初めて見ました。難しいですね」などと笑顔で声をかけられていた。

 18日の式典では秋篠宮さまがお言葉を述べ、秋篠宮妃紀子さまとともに同県名産のナシの台木として使われる「マメナシ」を植樹された。紀子さまは式典に参加した聴覚に障害のある児童らと、手話を交えて歓談された。

 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは23日、松本平広域公園(長野県松本市)を訪れ、全国都市緑化祭の式典に出席された。代替わりに伴い、秋篠宮ご夫妻から引き継がれた公務で、眞子さまは「緑化推進の運動の輪が、世代や地域を超えて広がっていくことを願います」とあいさつをされた。

 【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

 また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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