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【大リーグ通信】正念場のカブス2年目迎えるダルビッシュ有 SNSで「状態」発信中

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2018年は8試合に登板し、1勝3敗と振るわなかったカブスのダルビッシュ(共同)
2018年は8試合に登板し、1勝3敗と振るわなかったカブスのダルビッシュ(共同)

 カブスのダルビッシュ有投手(30)が2019年、復活できるかに地元シカゴでは関心が高まっている。移籍して2年連続で期待を裏切れば、逆風が避けられない。6年総額1億2600万ドル(約139億円)にふさわしいか。重大な1年になりそうだ。

 2018年12月20日、ダルビッシュは自らのインスタグラムで、テキサス州の施設でマウンドのような斜面ではなく、平らな地面でキャッチボールをする姿を公開した。それは投捕間の距離くらいを投じるものだった。

 「(前略)日本の皆さまおはようございます。私事ですが、最近投げはじめました。ずっと痛かった肘が嘘のように痛くないです! このまま順調にいけるように頑張ります!」などとつづった。カブスと契約したとき、英語で球団首脳と面談した経験の持ち主だけあって、日本語に加え、英語でも説明している。

 ダルビッシュに吹くシカゴの風は予想以上に冷たい。カブスの18年シーズンはポストシーズンの地区シリーズで終わった。ダルビッシュはそれ以前の18年5月に上腕三頭筋の腱炎で一旦離脱、治らないまま投球を再開して右肘を悪化させ、8月には「ストレス反応と上腕三頭筋の肉離れ」で6週間のノースローを命じられて終了。9月には右肘の関節鏡下手術を受けた。

 結局、18年は8試合に登板しただけで1勝3敗。年俸にはとても見合わない不本意なシーズンだった。ようやく復帰への第一歩を踏み出したが、2月中旬の春季キャンプ開始までにどこまで回復できるか。

 カブスでは、「19年の先発ローテーションは、ダルビッシュの強力な投球なしに進まない。2月23日にはブルワーズとのオープン戦が始まる。マウンドに戻ってくることを願う」(ニュースサイト「SBネーションズ」)と、祈るような思いでいるという。

 キャッチボール再開で元気なところを見せた一方で、ダルビッシュはSNSでこれまでにもさまざまな問題に触れてきた。

 今オフは巨人の上原浩治投手が100勝100ホールド100セーブを達成したことに、名球会の投手加入条件について「200勝250セーブもかなり難しくなってきましたね。というか200勝以上の価値がある」と主張した。昨年10月にはシリアで3年間拘束されたフリージャーナリストが解放された件など社会的な話題にまで言及し、ネット上をにぎわせた。

 野球では活躍できなくても、十分話題を提供してきた。

 契約1年目こそ、おとなしく見守ってきたシカゴのファンも2年続けば黙っていない。キャンプインまで40日余り。ダルビッシュにとって決して長い時間ではない。

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