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【メディア会見録】9月(下)樹木希林さん死去 悼む声相次ぐ テレビ東京社長「尊敬したい生き方」

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女優、樹木希林さんの死をテレビ各社社長も、口々に悼んだ(荻窪佳撮影)
女優、樹木希林さんの死をテレビ各社社長も、口々に悼んだ(荻窪佳撮影)

 9月に行われたテレビ・ラジオ各局の会見では、9月15日に75歳で亡くなった女優の樹木希林さんについて、「素晴らしい大きな女優さんを失った」(TBS社長)▽「尊敬したいぐらいの生き方をされた方」(テレビ東京社長)▽「名演技でわれわれを魅了」(フジテレビ社長)-と大女優を悼む声が相次いだ。

「ぎぼむす」に「ドラマは奥深い」

 【TBS会見、9月26日午後3時~】

 《7月クールの民放各局のドラマで、TBSの「義母と娘のブルース」が全10話平均で14・2%、最終回は全10話で最も高い19・2%の視聴率を記録した。綾瀬はるかさん演じる義母と娘の絆などを描いたこのドラマについて、佐々木卓社長が発言した》

 佐々木社長「『義母と娘のブルース』が今クールのドラマの中では平均視聴率ナンバーワンということで大いに楽しんでいただけたかと思う。(私も)毎週楽しみに見ていた。特に綾瀬さんが表情を殺した演技、表情のない演技をずっと続けていくことは、どう受け止めているのかなと心配したが、内面の思いが逆に出てくる演出だったんだな、ドラマは奥深いなと思って関心したし、ますます綾瀬さんが好きになった」

 《「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」などTBSでも数多くのテレビドラマに出演した樹木希林さんについて、佐々木社長が発言した》

 佐々木社長「若くして名優であったと思うし、私自身、演技、ドラマを見て育った世代でもあり、素晴らしい大きな女優さんを失ったと思っている。バラエティーで話しても面白いし、女優としても異彩を放っている方で、心よりお悔やみを申し上げたい」

出川の「充電させて」に「全体を牽引」

 【テレビ東京会見、9月27日午後3時~】

 《テレビ東京系で7月14日に放送されたバラエティー番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」に明石家さんまさんがゲスト出演するなど話題を呼んだ同番組について、小孫茂(こまご・しげる)社長が発言した》

 小孫社長「私どもにとって非常にありがたい驚異的な伸びを続けている出川さんの『充電させてもらえませんか?』は、(7月)クールで初めて(視聴率が)平均10%、2ケタをずっと維持している。明石屋さんまさんにご出演いただいた7月、この回が13・2%と突出したが、その後も2ケタを平均で維持できるような活躍を示しており、全体を牽引(けんいん)していると思っている。心から感謝の気持ちで一杯です」

 《樹木希林さんは10月13日から全国で公開される映画「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」(大森立嗣監督)に出演。テレビ東京はこの作品の製作委員会に名前を連ねている》

 小孫社長「私どもが関わるものとしては、樹木希林さんの“遺作”となる。他にも本当に間際まで、色んな作品に取り組んでおられたのが本当に頭が下がる思いで、私ごときにはとてもできないことだなと思っている。違う世界の方ではあるが、尊敬したいぐらいの生き方をされた方だと思っている」

ドラマの2ケタ視聴率に「イメージアップに寄与」

 【フジテレビ会見、9月28日午後3時~】

 《宮内正喜社長が7月クールのドラマについて言及した》

 宮内社長「7月クールのドラマ(の視聴率)は、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』が10・6%、『グッド・ドクター』が11・2%と全話平均がともに2ケタを取り、『グッド・ドクター』はFOD(フジテレビオンデマンド)の見逃し配信でも好評で、過去最高の再生数となっている。非常に評価が高かった4月クールの2本のドラマに続き、ドラマが局のブランドイメージのアップに大きく寄与し始めていると感じている。一方、今(9)月の8日、9日に放送した『FNS27時間テレビ』は、全体としては満足できる視聴率とはいえないが、個々の企画に関しては評判の高いものもあった。視聴者がどのような27時間テレビを期待しているのか来年に向けて改めて一から考え直して視聴者の期待に応えられるよう、編成、制作陣で検討している」

 《樹木希林さんはフジテレビが製作し、今年の第71回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」を受賞した「万引き家族」(是枝裕和監督)に出演していた》

 宮内社長「演技だけではなく、生き方が愛された日本を代表する個性派女優だと思う。全身がんを公表して闘病されていたにも関わらず、それを忘れてしまうぐらい最近も多くの作品に出演し、名演技でわれわれを魅了してくださったことに敬意を表したい」

 宮内社長「フジテレビではさまざまなドラマにご出演をいただいたほか、『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』『万引き家族』と、是枝監督作品の常連女優でもあった。『万引き家族』など多くの作品が高い評価をいただいているが、樹木希林さんの存在感のある演技があってこそと考えている。この度の訃報に大変残念な思いでいっぱいで、心からご冥福をお祈りしたい」

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