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【安倍政権考】森友・加計問題で安倍降ろしをやったメディアが衆院選前に焦ってやってしまったこと

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森友・加計問題で安倍降ろしをやったメディアが衆院選前に焦ってやってしまったこと

安倍政権考更新
衆院解散・総選挙に踏み切る決断について記者会見で説明する安倍晋三首相=25日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影) 1/3枚

 安倍晋三首相(63)が決断した衆院解散・総選挙について「大義がない」「自己保身だ」といった声があがっている。特に学校法人「森友学園」(大阪市)や「加計学園」(岡山市)の問題で、「首相がお友達に便宜を図ったのではないか!」などと騒いだメディアは、自分たちの生活や生命を脅かしかねない北朝鮮情勢をよそに、首相が解散に踏み切ったのは「もり・かけ隠し」だと言わんばかりだ。

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 首相は自身が目指す憲法改正に必要な国会の3分の2の議席を失うことも覚悟し、衆院解散に踏み切った。理由は、首相の古くからの友人の荒井広幸元参院議員が9月25日付の産経新聞で語っているように、深刻さを増す北朝鮮情勢にほかならない。

 そんな事態をよそに、森友・加計問題にこだわるメディアは、どこか焦っているように映る。そう感じたのは、25日夜のTBS番組「NEWS23」での出来事だった。

 記者会見で28日に衆院を解散し、衆院選を「10月10日公示ー同22日投開票」の日程で行う意向を表明したばかりの首相を迎え、番組が始まって4分半ほどたったころだった。首相が消費税率の10%への引き上げに伴う増収分の使途について約2兆円分を国の借金返済から幼児教育無償化などに振り向ける方針を話していたら突然、「2人でもりかけ!」という男性の声がテレビから聞こえてきたのだ。

 この声の後、元朝日新聞政治部特別編集委員の星浩キャスターが右胸あたりにぶら下がっていたイヤホンをすごすごと右耳に戻していた。胸につけていたマイクが、外れたイヤホンから番組ディレクターの指示とみられる声を拾っていたのだ。

 首相にもこの声が聞こえたのかどうかは不明だが、首相はちょっとだけ笑うと、「今、言いかけたんですが…」と説明を続けた。指示に従ったのか、星氏と雨宮塔子キャスターはその後、テーマを森友・加計問題に移した。しかし、質問に新味はなく、首相から何かを引き出してやろうという感じもなかった。

 元NHKアナウンサー・記者の和田政宗参院議員(自民党)は番組後、自身のブログで「キャスターは、質問で課題を明らかにするという力の発揮しどころであったわけだが、そもそも質問力すらなかった」と指摘した。

 番組ではその後、北朝鮮問題に関するやり取りもあったが、終盤に再び森友・加計問題に戻る。「そろそろお時間なんですが、最後にわれわれから質問があって…」と、別の男性キャスターが切り出した。それまでの質問は「われわれキャスター」の質問ではなかったのか。

写真ギャラリー

  • 衆院解散・総選挙に踏み切る決断について記者会見で説明する安倍晋三首相=25日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影)
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