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【政界徒然草】蓮舫民進党が消滅危機…カギ握る都民ファーストの会 国政政党へ必要な議員5人の名前飛び交う

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蓮舫民進党が消滅危機…カギ握る都民ファーストの会 国政政党へ必要な議員5人の名前飛び交う

政界徒然草更新
記者会見する民進党の蓮舫代表。民進党は都議選での苦戦が予想される=5月25日、国会内(斎藤良雄撮影) 1/7枚

 蓮舫民進党が消滅の危機に直面することになりそうだ。カギを握るのは、東京都の小池百合子知事(64)率いる地域政党「都民ファーストの会」。都民ファーストが国政に進出した場合、民進党の存在感が地に落ちるのは確実だ。中央政界では、都民ファーストが国政政党になる場合の「国会議員5人以上」という要件を満たすために、はせ参じる議員の名前が取り沙汰されている。そもそも民進党で次期衆院選に臨むのは自殺行為に等しく、雲散霧消するのは時間の問題といえる。

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「執行部はお引き取りを」

 去る5月29日に都内で開かれた民進党の石関貴史衆院議員(45)の政治資金パーティー。石関氏は集まった支持者を前に同党についてこう言い放った。

 「スキャンダルの追及ばかりしている。何をやりたい政党なのか提示できないことが、非常に大きな問題だ。今の執行部にはお引き取りいただいて、真面目に政策を作り、国民に提示できるような政党に執行部から生まれ変わらなければ、支持を回復することはできない!」

 石関氏は蓮舫代表(49)から距離を置く松野頼久元官房副長官(56)が会長の派閥「創新会」の事務局長だ。ただ、蓮舫氏と対立ばかりしていても生産的ではない。そこで創新会は4月中旬の会合にゲストとして蓮舫氏を呼び、講演してもらうことを計画した。ところが、蓮舫氏は日程が合わないことを理由に、出席を拒否した。この出来事は、協調性のなさと器の小ささを印象付けた。

 明確なビジョンを打ち出せず、揚げ句、協調性すら持ち得ない蓮舫氏にもはや代表の資格はない-。石関氏の発言にはそんな思いがにじんだ。

民進は都議選で埋没

 そんな民進党は都議選(23日告示、7月2日投開票)で「自民党対都民ファースト」の構図の中で埋没し、惨敗する可能性は高い。創新会幹部は蓮舫氏を支える執行部の一人、大串博志政調会長(51)に「都議選が終わったらだれかが蓮舫氏に鈴をつけて、自ら辞めさせないとだめだぞ」と忠告したが、大串氏は明確な返事を避け、「ん~」とうなるしかなかった。

 実際、党内では早くも「野田佳彦幹事長が責任をとって辞任することで決まっている」(党関係者)とまことしやかにささやかれている。

 もっとも蓮舫氏が代表を辞任したところで、有力な次期代表候補はほぼ皆無。前原誠司元外相(55)や玉木雄一郎幹事長代理(48)の待望論を耳にすることはほとんどない。ミュージカル「アニー」の初代アニー役を務めたことで知られる山尾志桜里元政調会長(42)の呼び声もなきにしもあらずだが、当選2回とあっては「早すぎる」との声が支配的だ。

 仮に都議選直後に代表を変えたところで、来年秋の実施が本命視される次期衆院選を迎えたときには、新鮮味がうせているのは間違いない。

年末新党の動きあり?

 こうした中、ささやかれているのは、政党交付金目当ての年末駆け込み新党の動きだ。政党交付金の額は1月1日を基準日として算出され、年4回に分けて交付される。

写真ギャラリー

  • 国会前でデモ行進するために集まった参加者の前で演説する民進党の蓮舫代表=5月19日、東京・永田町(佐藤徳昭撮影)
  • 都民ファーストの会が国政進出した際の合流組の一人として名前が挙がる若狭勝衆院議員(中央)。左は東京都の小池百合子知事=平成28年10月23日、東京都豊島区(川口良介撮影)
  • インタビューに応じる長島昭久元防衛副大臣。都民ファーストの会を率いる小池百合子東京都知事との連携もささやかれる(春名中撮影)
  • 無所属クラブの松沢成文参院議員も都民ファーストの会が国政進出した際の連携が取りざたされている(斎藤良雄撮影)
  • 日本維新の会の渡辺喜美副代表(左端)は「小池百合子氏が首相になるのは非常にいい」と語ったことも(斎藤良雄撮影)
  • 柿沢幸絵氏の最近の都議会リポートに掲載された柿沢未途夫妻の写真(斎藤良雄撮影)