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【杉田水脈のなでしこリポート(28)】デビッド・ケイ氏はヒューマンライツ・ナウとべったりでした… 沖縄反基地は実態見ず報告書

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デビッド・ケイ氏はヒューマンライツ・ナウとべったりでした… 沖縄反基地は実態見ず報告書

杉田水脈のなでしこリポート(28)更新

 会合では、まずケイ氏が、報告書の趣旨説明を行いました。

 「日本は表現の自由が非常に高いレベルで守られている国である。それには大変感動している。私の報告書はその思いをもとに書いたものである」

 ケイ氏は何度もこう強調しました。

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 ある議員が「これはあまりに偏っている。日本には報道に対する圧力はない」と説明しましたが、ケイ氏は「私は日本は表現の自由が確保された国だということを基底にして報告書を書いている。それが伝わらないのは悲しい」と言い返す始末です。

 また、「どこの団体または個人から情報を得たのか?」「その団体や個人を紹介したのはどういうルートなのか?」という質問に対しては言葉を濁して明確に答えてくれませんでした。

 ただ、質疑を通じて、ケイ氏が沖縄の基地反対活動を見ずに報告書を書いたことが明らかになりました。

 原田氏は「沖縄の弾圧と言われているのは危険行為をしたものを保護しているだけ」と指摘しました。長尾氏も「抗議活動の自由は守られているが、不法行為や危険行為を伴うときは法に則って対処するのは当たり前じゃないか」と発言しました。

 私も慰安婦問題について質問したかったのですが、質問者は議員に限られていた上、時間が限られていたため、かないませんでした。

 私は、その足で衆議院第2議員会館で行われたヒューマンライツ・ナウ主催の「国連表現の自由 特別報告者 デビッド・ケイ氏を迎えて」に参加しました。

 こちらは大入り満員で、開始ぎりぎりに到着した私は立ち見でした。福島瑞穂参院議員ら国会議員だけでなく、「アイ アム ノット あべ」で有名な元経済産業省の古賀茂明氏も前の方に座っていました。

 ヒューマンライツ・ナウ代表の伊藤和子弁護士の司会で始まったこの会合も、ケイ氏の報告書の概要説明から始まりました。ですが、さっきの会議とニュアンスが違います。

 「日本は表現の自由が守られている国だ」から入ったのは同じですが、「それが危機に反している」と記者クラブの体質を批判し、メディアの独立性に疑問を呈しました。先ほどの集会ではそんな発言はなかったのに…。

 その後は質疑応答が行われました。午前中の会合と同様に取材源を問う質問がありましたが、やはりそれには答えないまま。途中からは共産、社民両党の国会議員の質問を優先して受け付けるようになりました。私も挙手しましたが、当ててもらえませんでした。そして最後は飛んでもない質問が飛び出しました。

写真ギャラリー

  • 会見する国連特別報告者デービッド・ケイ氏=2日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
  • 記者の質問に答えるデービッド・ケイ氏=2日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
  • 会見する国連特別報告者デービッド・ケイ氏=2日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)