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【疑惑の濁流】「菅直人を応援する会」事故損賠、山尾志桜里氏「ガソリンプリカ」…ザル法でやりたい放題のセンセイ

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「菅直人を応援する会」事故損賠、山尾志桜里氏「ガソリンプリカ」…ザル法でやりたい放題のセンセイ

疑惑の濁流更新
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 「政治とカネ」の問題が浮上する度に抜け穴が指摘される政治資金規正法。平成27年の政治資金収支報告書などでも相変わらず不透明な支出が目立ったが、規正法には政治資金の使途に明確な制限がないため「カネの『出』について、適否を判断するのは難しい」(検察幹部)のが現状だ。実態は政治資金のあるべき姿からはかけ離れている。(大竹直樹、今仲信博)

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菅氏側から回答なし

 「政治資金で交通事故の賠償金を支払ったケースは聞いたことがない」

 政治資金に詳しい立正大の浦野広明客員教授(税法学)が疑問視するのが、菅直人元首相が代表を務める「菅直人を応援する会」の収支報告書の記載。昨年6月12日に「交通事故損害賠償金」として、女性とみられる人物に45万5227円を支出していたためだ。

 24年12月の衆院選の選挙期間中、菅氏の乗った選挙カーが東京都府中市内の交差点で中央分離帯の鉄柱にぶつかり、菅氏と選挙スタッフら計3人が病院に搬送される事故があった。

 産経新聞社は11月24日、菅氏の事務所に対し、政治活動費からの支出理由などを質問した。その後何度も事務所側に質問に対する回答を促したが、12月末現在、菅氏側から回答はない。

 浦野教授は「政治活動に関連するのかどうか。政治活動に関連するというのであれば、事故の内容がどういうものだったのかということによる。それをきちんと説明すべきだ」と話す。

1年間で地球2周分

 「使途がブラックボックスになっている」。日大法学部の岩井奉信教授(政治学)がこう懸念するのが、ガソリンのプリペイドカード(プリカ)だ。プリカを支持者らに配布することもできるため、岩井教授は「プリカの使途も公表すべきだ」との考えを示す。

 民進党の山尾志桜里前政調会長が支部長を務める「民主党(現民進党)愛知県第7区総支部」の収支報告書。支出先に「ガソリンプリカ入金」の文字が並ぶ。27年の1年間で計50回、2万~3万円のプリカを購入。計104万円分を計上していた。1日に2回、2万円のプリカを購入していた日も。5月21日~30日には、プリカ8万円分と、現金でガソリン2万円分を支出していた。10日間で10万円分のガソリンを購入したことになる。

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