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【プロが指南 就活の極意】これでいいのか ニッポン株式会社

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これでいいのか ニッポン株式会社

プロが指南 就活の極意更新

 外資の選考がスタートするなど2018年卒の就職活動がスタートしました。しかし、動き出している学生はほんの一部で、多くの学生はまだなのではないでしょうか。そんな中、12月初旬に19年卒の就活スケジュールについて、以下の記事が掲載されました。

<< 下に続く >>

 《経団連は1日までに、現在の大学2年生らが対象となる平成31(2019)年春入社以降の就職活動指針について、今年から始めた3年生の3月に会社説明会、4年の6月に面接解禁とする日程を維持する方針を固めた。来週開催の会長・副会長会議を経て来年1月に決定する。

 経団連は28年春入社の就活で指針を変更したが、大混乱を招いた。このため、29年春入社では3月説明会、6月面接解禁に再変更した。30年春も同日程とするが、企業からは見直し要望が出ていた。

 31年春入社の見直し作業をめぐっては説明会開始を早めるなどが検討されたが、日程変更が続いた反省から日程を定着させることを優先させた。

 さらに、これまでは「5日間以上」としていたインターンシップ(就業体験)も、十分に職業体験できることを条件に1日での開催も可能にする。(12月2日朝刊、産経新聞)》

 毎年のようにスケジュールが変更し、企業も学生も大学側も混乱していた就職活動ですが、3年連続での3年生の3月情報解禁、4年生の6月選考解禁というスケジュールになったことで落ち着きを取り戻しそうです。しかし、インターンシップの「5日間以上」という条件撤廃については疑問が残ります。

 そもそも2015年卒の就職活動までは、企業による面接は4年生の4月1日に始まる、というスケジュールでした。情報解禁の時期については多少の変更はありましたが、選考解禁については4月というスケジュールが10年以上も続いていました。それが16卒から変更することになったのです。

 就活の時期を遅らせることにより、インターンなどの負担を減らして大学3年生を勉強に専念させること、夏前に帰国して就活を始める留学生に配慮することで国際的な人材を確保したいということが理由でした。

 条件撤廃をしたらどうなるでしょう。日数を減らすことで企業が実施回数を増やせば、学生も参加しやすくなることが狙いのようですが、今まで以上にインターンシップに追われ、学生の負担は増す可能性があります。

 「人生を決める数カ月だ。」

 「ここで成功するか否か決まる。」

 「6月までに内定を持っていない学生の将  来は暗い」

 こんなふうにいわれ、自分の人生がかかっているので、好きなことに打ち込めず、就職活動に追われてしまう。渦中の学生からするとこれだけ迷惑な話はないでしょう。

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