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【安倍首相VS蓮舫代表論戦詳報(3)】安倍晋三首相「民進党なら『一抜けた』になるが、われわれは違う」 蓮舫氏「立ち止まって、セカンドオピニオンに動くのもリーダーシップ」

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安倍晋三首相「民進党なら『一抜けた』になるが、われわれは違う」 蓮舫氏「立ち止まって、セカンドオピニオンに動くのもリーダーシップ」

安倍首相VS蓮舫代表論戦詳報(3)更新

 首相「そういう確信はございません。しかし、脱退はできないんだということをご理解いただきたい。日本が『一抜けた』でいいのかと、申し上げている。12カ国の首脳たちとは『国内手続きを進めていこう』と申し上げ、(トランプ氏の)発言を受けた後も、やめるという国はまだ出てきていない。民進党であれば、『一抜けた』ということになるだろうと思いますが、私たちはそういう考えをとりません」」

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 蓮舫氏「民進党なら『一抜けた』というような無責任なことは言っていません。トランプ氏が大統領になったとき、批准するだろうという希望的観測をお持ちだということは分かりました。つまり、確信がない。じゃあ、この国会は何だということになる。われわれはトランプ氏が大統領に当選したとき、もう少し慎重に、新大統領の政策や人事、衆院で課題になった食の安全について、農家のみなさん、不安でいっぱいです。国民の多くの方が、まだ、よくわからない。TPPに関しては、もっと丁寧に国民に届く説明をすべきだ」

 「トランプ氏が、1月20日にどういう方針を示すかを受けて、TPPで行くのか、セカンドオピニオンでいくのか、それを来年の通常国会で出してもまだ時間はあるんじゃないかと申し上げている。(セカンドオピニオンには)いろんな選択肢があるかもしれませんが、総理は、TPPをずっと議論するという。総理は、この国会を、自分の確信はないけれども、TPPを最優先だという政治的責任を取るおつもりですか?」

 首相「政治家ですから、いろんな決断をしなければなりません。今、ここで審議をやめれば、他国に先駆けてやめることになる。その瞬間、TPPは終わるわけです。同時に、しっかりと作ってきたわれわれのルールについても全く確定もされない。TPPの意義について、いわば、国会決議を終えたのは、ニュージーランドだけになります。日本の国会においても、TPPで決めたルールについて、国会でご審議をいただき、批准となれば、日本が自由貿易を発展させる上で、正しいルールはこれだと示すことになります」

 「それを示さない限り、次期政権が米国の貿易政策を『もう少し考えてみよう』ということが、起こりえない。日本が意思を示すことによって初めて(TPP成立の)可能性が出てくるわけです。同時に東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)に進むなか、このルールを私たちが基準とすることを示せる。それが大切ではないかと思います」

 蓮舫氏「正しいルールと日本が国会の批准を通じ、示すことは大事かもしれません。だが、ルールが動かなかったら『この国会は審議なんだ?』ということじゃないですか。一度、立ち止まって、セカンドオピニオンに動くのもひとつのリーダーシップだと思っています。農民の本当の不安の声に寄り添う。自由貿易を国民に理解してもらい、発効実現可能性のあるRCEPやFTAAPも含め、新しい審議を提案すべきと思います」

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