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【政界徒然草】民進党代表選を10倍楽しむ方法を教えます! 前原誠司氏の推薦人は小沢系がずらり 本命・蓮舫氏の発言が曖昧な理由は?

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民進党代表選を10倍楽しむ方法を教えます! 前原誠司氏の推薦人は小沢系がずらり 本命・蓮舫氏の発言が曖昧な理由は?

政界徒然草更新

 民進党代表選の投開票が9月15日に迫った。蓮舫代表代行(48)と前原誠司元外相(54)、玉木雄一郎国対副委員長(47)による三つどもえの戦いはいよいよラストスパートに突入するが、ここで今一度、3氏を担いでいる議員の顔ぶれをおさらいしてみたい。頭に入れておけば、民進党を好きな人もきらいな人も、最終盤の攻防を10倍楽しめること請け合いだ。

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 「今までの路線をリセットしないと『共産党主導』といわれ続け、絶対に政権を取れない。良識的な保守層を取らなければ政権交代できない」

 9月9日、仙台市で行われた民進党代表選候補者による公開討論会。岡田克也代表が進めた共産党との共闘路線に対し、こう異議を唱えたのは前原氏である。

 これまでにも共産党を「シロアリ」「協力をしたら土台が崩れる」と痛烈にこき下ろしてきた前原氏だが、代表選の論戦でも共産党との協力については否定的なトーンの発言を際立たせている。

 その前原氏の推薦人名簿を見ると、旧民主党時代に小沢一郎氏(現・生活の党と山本太郎となかまたち代表)に近かった議員の多さが目を引く。松木謙公氏、太田和美氏、牧義夫氏、鈴木克昌氏、小宮山泰子氏、石関貴史氏…。24人の推薦人のうち6人、つまり「4人に1人が小沢系」という驚異的な比率だ。

 前原氏といえば、旧民主党時代には小沢氏と犬猿の仲だったことで知られるが、今回の代表選に向け、小沢氏と会談を重ねて協力を求めてきたとされる。かつての天敵に助力をあおがなければならなかったのは、前原氏の党内基盤の脆弱さの証左といえるだろう。

 小沢氏は、現在の野党首脳の中で共産党との協力には最も前のめりだ。共産党は今年1月、それまで天皇陛下のご臨席などを理由に見送っていた国会の開会式に出席したが、志位和夫委員長に直談判して開会式出席をうながしたのは、ほかならぬ小沢氏だった。当時、小沢氏は「これで国民の意識も変わる。このままでいけば共産党の勢いは民主党(現・民進党)をしのぐ」と周辺に語っている。

 威勢のいい「民共批判」を繰り広げる前原氏ではあるが、小沢氏の助けを受けておきながら、自らの主張をどこまで貫くことができるのか。またぞろ「言うだけ番長」と揶揄されそうな予感がぬぐえないのだが…。

 さて、前原氏と同様に、台所事情の厳しさが推薦人名簿ににじんでいるのが玉木氏である。

 玉木氏は、蓮舫、前原両氏に比べると一般的には知名度は低いものの、旧民主党時代から若手のホープと評されてきた注目株だ。衆院当選3回ながら選挙にはめっぽう強く、国会内で安倍晋三首相が「玉木さん、選挙に強いねえ」と話しかけてきたというエピソードもある。

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