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【ローカルプレミアム】65歳のスーパー海女の血管年齢は19歳だった! 潜水効果で脅威の若返り? 産業技術総研チームも驚愕

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65歳のスーパー海女の血管年齢は19歳だった! 潜水効果で脅威の若返り? 産業技術総研チームも驚愕

ローカルプレミアム更新

 素潜りして漁をする海女の血管年齢は、同年代の女性よりも10歳以上若い-。そんな研究結果を、茨城県つくば市の産業技術総合研究所(産総研)などの研究チームが発表した。水中での動作が体に与える影響をさらに調べることで、心疾患などの予防法の開発につながる可能性があるという。 

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(水戸支局 海老原由紀)

 研究では、三重県の志摩、鳥羽両地区と、千葉県白浜地区にいる41~83歳の海女115人の血管年齢を計測し、実年齢との差を調べた。その結果、実年齢よりも平均11歳若く、血管が柔らかかった。運動習慣のない女性50人と比較すると海女の方が5歳若く、運動習慣がある女性35人よりも3歳若かった。

 中でも、「スーパー海女」と呼ばれ、水深10メートルまで潜るという65歳の海女は、血管年齢が19歳だった。

 動脈硬化は血管に弾力性がなくなり、血液が流れにくくなる症状で、高血圧や心肥大などのリスクを高める。血管は加齢とともに硬くなるが、ジョギングに代表される有酸素運動で改善することが分かっている。

 潜水は有酸素運動と異なるが、産総研は水圧の影響で心臓から送り出される血液量が増えるなどして、有酸素運動をしたように血管が柔らかくなったとみている。

 ちなみに、有酸素運動を続けることで呼吸機能が向上するといわれるが、海女の呼吸機能を調べたところ、運動習慣のない女性とあまり変わらなかったという。水中から浮上するときに失神を防ぐため、細く息を吐く海女特有の呼吸法に起因している。

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