産経ニュース for mobile

【スポーツ異聞】日本サッカーは韓国サッカーに「フェアプレー度」で劣るのか アジアサッカー連盟「フェアプレー賞に韓国代表」決定に「?」

記事詳細

【スポーツ異聞】日本サッカーは韓国サッカーに「フェアプレー度」で劣るのか アジアサッカー連盟「フェアプレー賞に韓国代表」決定に「?」

更新

仁川アジア大会のサッカー男子日韓戦の会場で、試合前に掲げられた安重根の肖像画を描いた幕=2014年9月28日、韓国・仁川(共同) 韓国はスポーツの「フェアプレー」を称賛されるお国柄なのか。韓国代表が昨年11月にアジアサッカー連盟の「フェアプレー賞」を受賞した。さらに仁川アジア大会でメダル授与を拒否したボクシングのインド女子選手に国際ボクシング協会(AIBA)が昨年12月、1年間の出場停止処分を科したのに対し、仁川アジア競技大会組織委員会はAIBAに「フェアプレーの徹底」を求めた。これらに対し、インターネットユーザーは「ブラックジョークでは」「悪いのは韓国なのに…」などの意見を寄せており、話題を呼んでいる。

 AFCの「フェアプレー賞」は、AFC主管大会に出場した国を対象に試合内容のほか、サポーターの行動などを総合的に評価して数値化して判断される。韓国紙・中央日報によると、韓国は613.51点を獲得。日本(569.42点)、イラン(487.27点)などを抑えた。韓国協会の鄭夢奎会長は「韓国がフェアプレー賞を受賞し、うれしく光栄。フェアプレーはサッカーで最も重要な要素の一つだ。今後もアジア諸国の模範になれるよう努力したい」と語った。

 ここで引っかかるのが、評価要素の「サポーターの行動」の項目。昨年9月に韓国・仁川で行われたアジア大会のサッカー男子準々決勝、日本-韓国戦で、観客席に初代朝鮮総統の伊藤博文を暗殺した安重根の肖像画と「歴史を忘れる民族に未来はない」と書かれた横断幕が掲げられたのは記憶に新しいところだ。日本代表団は大会組織委員会に抗議書を提出。国際サッカー連盟(FIFA)の「試合中の政治的主張を禁じる」規定に抵触するとして再発防止を講じるように要請したはずだ。

 この点についての結論は明確ではないが、日本のネットユーザーからは「これは笑えないブラックジョーク」「先日もイランとの親善試合で乱闘になりかけたのは何処の国だったっけ?」「『試合内容、ピッチ内外でのマナー、サポーターの行動、警告および退場数などを総合的に評価』…これのどこをどうすれば韓国代表にフェアプレー賞を与えられるか、教えてほしいわ(苦笑)」「どうしても舞台裏で『アンフェア』なことをして受賞したんじゃないかと勘ぐってしまう」など疑問の声が充満していた。

 さらに、韓国・仁川で行われたアジア大会のボクシング女子ライト級準決勝で敗れた判定に抗議し、表彰式で銅メダルの受け取りを拒否したデビ(インド)。12月17日にAIBAから1年間の出場停止、罰金1000スイスフラン(約12万円)の処分が科された。AFP通信によると、デビは永久追放を心配していたという。

 アジア大会では数多くのボクシングの試合で韓国選手に有利な判定が出され、抗議の声が上がっていた。にもかかわらず、韓国のネットユーザーからは「1年は短すぎる」「スポーツマンシップに反する行為だ。処分を受けるのは当然だ」などと非難する意見が寄せられた。

 ただ、その一方で中国のネットには「不正があったのは審判団なのに、選手が出場停止とは」「韓国有利の判定をした審判団も出場停止にしろ」「開催国有利な判定、誤審…。アジア大会は政治の道具だ」など、韓国を批判する声が多数寄せられていた。

ランキング