PR

「軽率だった」自民・白須賀氏も…離党ラッシュ 問われる与党の自覚 

PR

自民党本部に離党届を提出後、報道陣に頭を下げる白須賀貴樹衆院議員=17日午後、東京・永田町の党本部(今仲信博撮影)
自民党本部に離党届を提出後、報道陣に頭を下げる白須賀貴樹衆院議員=17日午後、東京・永田町の党本部(今仲信博撮影)

 自民党の白須賀貴樹衆院議員=千葉13区=が緊急事態宣言下の10日夜遅く、東京・麻布十番の高級ラウンジを訪れていたことが判明し、白須賀氏は17日、二階俊博幹事長に離党届を提出し、受理された。白須賀氏は次の衆院選に出馬しない意向も示したが、自民では深夜会合が発覚した衆院議員3人が1日に離党したばかりで、改めて与党の自覚が問われている。

 文春オンラインの報道によると、白須賀氏は10日午後6時ごろ、東京・赤坂のフランス料理店に女性を伴って入店。その後、午後8時半すぎに同じ女性と麻布十番の会員制の高級ラウンジに入店し、同10時まで滞在した。

 白須賀氏は離党届を提出後、党本部で記者団を前に「自粛している皆さんの気持ちを踏みにじった。軽率だった」と謝罪した。次期衆院選に関しては「出馬することで保守票が割れてしまったり、与党議員がいなくなってしまうことは避けたい。政治家としてのけじめをつけたい」と述べ、立候補しない考えを示した。

 自民は所属国会議員に対し、飲食を伴う会合への参加と午後8時以降の不要不急の外出の自粛を要請していた。二階氏は白須賀氏の問題を受け、「国民の批判を真摯(しんし)に受け止め、より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい」とのコメントを発表した。

 白須賀氏は平成24年の衆院選で初当選し、現在3期目。最大派閥の細田派(清和政策研究会)に所属し、文部科学政務官などを務めた。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件では、事務所が東京地検特捜部の捜索を受けた。

 与党議員の深夜会合をめぐっては、松本純、大塚高司、田野瀬太道の各衆院議員が自民離党に追い込まれ、公明党の遠山清彦氏が議員辞職している。 

この記事を共有する

おすすめ情報