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群馬県、県民限定で宿泊料5千円引き 観光振興へ

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 群馬県は2日、新型コロナウイルスの影響の直撃で不振にあえぐ県内観光業の振興キャンペーンを始めると発表した。感染拡大防止の観点から対象を県民に限定し、ホテルなどの宿泊料が1人当たり1泊6千円(税別)以上なら5千円を割り引く大胆な施策を実施。7月末までの期間中に約30万人泊の獲得を目指す。

 県境をまたいだ観光が全面解除される8月以降は政府の観光キャンペーンが予定され、首都圏からの観光客誘致も期待できる。

 山本一太知事は記者団に「観光は群馬の主力産業。政府キャンペーンの開始までの間に県内で盛り上げる流れを作る」と語った。

 県は国の地方創生臨時交付金を活用し、6月補正予算案に事業費約12億5300万円を計上。2日、開会中の県議会第2回定例会に追加提案した。可決されれば5日から事業を始める。

 事業は「泊まって! 応援キャンペーン」と銘打ち、宿泊料が1万円のホテルなら自己負担は半額程度で済む計算だ。

 割り引く5千円のうち4千円は県が、1千円は宿泊施設側が負担する。経営上の理由で負担を避けるケースもあり、キャンペーンに参加する宿泊施設は全体の3分の2相当と見込まれる。各施設はガイドラインに沿って感染防止対策を徹底する。

 県が4月22日に行ったホテルなど486施設への調査では、3~6月の予約キャンセルが約38万5千人泊、影響額は40億円超。感染拡大に伴う外出自粛の打撃を受ける結果となった。

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