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自民党新四役の就任記者会見詳報(上)二階氏、安倍総裁4選「決意固めたときは支援」

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記者会見する自民党の二階俊博幹事長=11日、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
記者会見する自民党の二階俊博幹事長=11日、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日午前、党本部で臨時総務会を開き、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、鈴木俊一総務会長、下村博文選対委員長の党四役を正式に決定した。二階氏らの就任記者会見での発言は以下の通り。

【冒頭発言】

 二階氏「引き続き幹事長を拝命した。安定と挑戦ということを念頭におき、これからの党の運営を進めて参りたい。党役員人事も内閣改造も安倍総裁のお考えがしっかり反映された形になっていると思う。政治の安定なくして国民生活の安定もないのは当然のことだが、同時に、挑戦なくして新しい時代は切り開けないという決意の下に、われわれは常に挑戦を続けていく。チャレンジを続けていくということが党の基本だ」

 「国民が自民党ならやってくれるだろうと期待を抱いているとすれば、われわれはそのことに真摯(しんし)に、しかも真剣に、スピード感を持って対応していくということが大事だ。党と内閣が一丸となって、これからも結果を出していくように努めることを、最初に、冒頭に誓う」

 鈴木氏「本日、総務会で、総務の互選の中で総務会長に就任した。総務会は党大会、両院議員総会に次ぐ、いわば常設の党意思決定最高機関で、総務会長の責任は大変重いものがある。自民党は幅広い政党で、多様ないろいろな意見を各議員が持っている。物事の検討過程では、侃々諤々(かんかんがくがく)な議論がなされるが、最終的に決定されれば、それにきちんと従うというのがわが党の持つ一つの伝統であり、強みだ。いろいろな法案の最後の出口は総務会だ。最終的には一つにまとまり、一丸となって、その実現に向かっていく。そういうことをしっかりと心に置きながら、総務会の運営に当たっていきたい」

 岸田氏「引き続き政調会長を務める。今日まで政調会長として先の衆院選の公約の検証や参院選の公約づくりなどに取り組んで生きた。参院選公約の実現は大切な課題だ。あわせてペーパーレス化や部会の体制強化など、政調改革の取り組みは引き続き取り組みたい」

 「当面の政策課題だが、消費税の引き上げを円滑に実現することが、社会保障や財政の健全化という観点からも日本の将来にとって重要だ。円滑な引き上げを実現しなければいけない。社会保障について政府で新たな会議を立ち上げる。党でも、人生100年時代戦略本部を中心に、財源も含めた社会保障の未来について議論していかなければいけない」

 「合わせて、将来に対する議論、ポスト東京五輪・パラリンピック時代に向けて、しっかり未来を見据えた政策を考えていかなければいけない。将来の日本の姿をしっかりと示していく、こういった課題については、政調会長直属の経済成長戦略本部、人生100年時代戦略本部、財政再建推進本部の3本部体制の下で、三位一体でしっかり議論を進めたい。あわせて、一昨年議論した未来戦略研究会という2050年を見据えた議論がある。こうした議論もしっかり踏まえながら、ポスト東京五輪時代に向けて、自民党の政策をリードしていきたい」

 下村氏「選対委員長を拝命した。直近では秋に、埼玉で参院選の補選があるし、また来年の東京五輪の前に東京都知事選がある。衆院選も常在戦場、いつあっても良い体制を今からしっかり準備することで、党勢拡大に少しでも貢献できるように努力・精進していきたい。これまで憲法改正推進本部長をさせてもらったが、幹事長、政調会長、総務会長とともに四役の1人として、党を挙げて憲法議論が国民にわき起こっていくよう、自民党としても対応をしなければならないと思うし、そういう観点から努力していきたい」

 --二階氏は安倍総裁の4選について肯定的な見解を示しているが、今、どう考えているか。憲法改正について、幹事長として具体的にどう取り組むか

 二階氏「安倍総裁はかねて憲法改正に非常な意欲を持っておられるから、今日もそのことを明確に内外に表明している。われわれは総裁の意向に沿って、党を挙げて憲法改正に向けて努力を重ねていきたい。安倍総裁はまだ4選についての決意を表明されたわけではないが、もし総裁がそういう決意を固められたときは、われわれは国民の意向に沿う形をもって、党を挙げて支援したい」

(下)に続く

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