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大幅改造 17閣僚交代も 世耕氏、閣外なら参院幹事長

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会見する世耕弘成経産相=8月2日、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)
会見する世耕弘成経産相=8月2日、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

 安倍晋三首相が11日に行う内閣改造で、政権の核として留任が固まっている麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉(すが・よしひで)官房長官を除く17閣僚が交代する見通しとなっている。自民党の橋本聖子前参院議員会長(54)の五輪相での初入閣が有力となっているほか、自民党役員人事では二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長の留任が確実となった。

 ロシア経済分野協力担当相を兼務する世耕弘成経済産業相の処遇についても調整が続いており、閣外に出る場合は参院幹事長に就く見通し。

 首相は6日、日露首脳会談などロシア極東ウラジオストクでの一連の外交日程を終え、政府専用機で羽田空港に帰国。本格的な人事に着手した。

 首相は帰国後、公明党の山口那津男代表と官邸で約40分間会談し、人事の方針について意見交換した。山口氏は会談後、記者団に「首相が掲げた継続性と挑戦の方針に沿うよう考えた」と述べた。

 首相は内閣改造・自民党役員人事にあたって「安定と挑戦の強力な布陣」を掲げ、菅氏や二階氏ら政権の要を維持する一方で、閣僚を刷新し、清新さをアピールしたい考えだ。

 内閣改造では、河野太郎外相の後任に、日米貿易交渉を担った茂木敏充経済再生担当相を起用する案が浮上している。首相と距離を置く石破茂元幹事長が率いる石破派(水月会)から起用された山下貴司法相は交代する。社会保障改革を担う厚生労働相や、危機管理能力が問われる防衛相などの重要ポストを中心に人選を進めている。

 五輪相での起用が有力となった橋本氏は、スピードスケートと自転車で夏冬あわせ計7回オリンピックに出場し、1992年のアルベールビル冬季五輪スピードスケート女子1500メートルで銅メダルを獲得。来年開催される東京五輪・パラリンピックに向け適任と判断したとみられる。

 副大臣と政務官の人事は13日に行われる予定。

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