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河野外相「来春へ建設的な動きを」習氏来日控え

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(左から)河野太郎外相、中国の王毅外相
(左から)河野太郎外相、中国の王毅外相

 【北京=西見由章】河野太郎外相は20日、中国を訪問し、北京郊外で王毅国務委員兼外相と会談した。河野氏は来春に予定する習近平国家主席の国賓来日に向け、「建設的な動きをつくり出していくために率直な意見交換を行いたい」と述べ、両国間の懸案解決を進めたい考えを示した。

 王氏は「中日関係は双方の努力により全面的に改善を遂げている」とした上で「両国の指導者のイニシアチブの下、中日関係は必ず明るい未来を迎え、地域の平和と安定に貢献していくことができる」と語った。

 河野氏は4月の王氏との会談で「東シナ海における中国の前向きな行動」を訴え、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国公船の活動などについて自制を要求した。ただ、その後も中国側の活動は沈静化しておらず、改めて懸念を表明するとみられる。

 香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題をめぐって香港で抗議デモが大し、中国当局が隣接する広東省深センに人民武装警察部隊を集結させている事態や、北朝鮮情勢についても意見交換する見通しだ。

 河野氏は21日に日中韓外相会談に臨むほか、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談する。

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