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中国、参院選受け改憲を牽制 「アジアは強い関心」

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中国外務省の耿爽副報道局長=北京(共同)
中国外務省の耿爽副報道局長=北京(共同)

 【北京=西見由章】中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官は22日の記者会見で、参院選で改憲勢力が国会発議に必要な全議席の3分の2を割り込んだことに関して「改憲問題は日本の内政だが、歴史的な原因によって特にアジアの隣国は強い関心を寄せている」と述べ、安倍晋三首相による憲法改正の動きを牽制(けんせい)した。

 耿氏は、日本が引き続き「平和的発展の道」を歩むことを希望すると語った。

 中国政府は、憲法9条改正によって自衛隊の動きがフリーハンドとなり、米軍と協力して対中圧力を強めることを警戒。一方、「日本の改憲は米国からの自立という側面もある」(北京の日本研究者)などとして、日中関係改善の大きな障害にはならないとの見方も少なくない。

 国営新華社通信は22日の論評で、今後は野党側の抵抗に加えて改憲勢力内の意見統一も困難だとして「安倍(首相)が改憲への道筋を描くのは容易ではない」と論じた。

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